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朝ドラおむすび 第5週(10月28日~)あらすじ 結(橋本環奈)は翔也(佐野勇斗)に阪神大震災で自宅が倒壊した苦悩を吐露

iza(イザ!) 2024年10月26日 8時15分

NHK連続テレビ小説「おむすび」(総合など)の第5週「あの日のこと」(第21~25回)が28日からスタートする。

平成元年生まれのヒロイン米田結(橋本環奈)が栄養士として人の心と未来を結んでいく青春グラフィティー「おむすび」。どんなときも自分らしさを大切にする「ギャル魂」を抱き、激動の平成と令和をパワフルに突き進む姿を描く。主題歌「イルミネーション」をB’zが歌い、「語り」をリリー・フランキーが担当する。

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平成16(2004)年、かつて「伝説のギャル」として名をはせた結の姉、歩(仲里依紗)が突然、別人のように清楚になって福岡・糸島の実家に帰ってきた。うわさを聞きつけ、ギャルサークル「博多ギャル連合(ハギャレン)」のメンバーたちが初代総代表の歩にあいさつにきたが、歩は現総代表の真島瑠梨(みりちゃむ)らを「ダサい」とけなし、ハギャレンも潰すべきだと言い立てた。瑠梨たちの熱い気持ちを知る結は、その言動に激怒するが、歩は、お人好しの父、聖人(北村有起哉)のようないい子のふりはやめろと辛辣。結は自分勝手な歩の生き方を責め、「つらかったのはお姉ちゃんだけやない。うちだってつらかった。苦しかった。悲しかった。神戸のことも真紀ちゃんのことも」と涙を流した。

平成6年、聖人と妻の愛子(麻生久美子)は神戸市で理髪店を営んでいた。当時、結(磯村アメリ)は5歳。中学生の歩(高松咲希)の部屋には、親友の渡辺真紀(大島美優)がよく遊びに来ていた。聖人は仲間からの信頼が厚く、商店街にアーケードを設置する責任者になってほしいと頼まれていた。聖人は他県から来た自分を温かく受け入れてくれた仲間たちへの恩返しとして、責任者を引き受けたが、靴店を営む孝雄(緒形直人)はアーケード設置に反対で、娘の真紀に「ここんちの子と遊ぶな」と命令するほど、聖人を敵対視した。

瑠梨たちはハギャレンの活動休止を結に報告。2人の関係を知らずに巻き込んでしまったことを謝った。歩も家にいづらくなり、ひとり夜の繁華街へ。そこで「天神乙女会」の元メンバー、大河内明日香(寺本莉緒)と会い、「ギャル、やめたん?」と尋ねられた。歩は「やめたっていうか、私、最初からギャルなんかじゃなかったから」。その後、明日香と入れ替わるように愛子がやってきて、「あの時の歩と同じだよ」と語りかけながら、2人で神戸にいたころを思い出した。

平成7年1月、結がいなくなり、歩は真紀と結をさがし回ったことがあった。結は仲違いする聖人と孝雄の関係修復をお願いするために貯金箱を持って神社に来ていたが、急に心細くなってひとり号泣していた。そこに歩が駆けつけ、結を家に連れ帰った。当時を思い出しながら、愛子は、歩のおかげでやっと結の本音が聞けたと感謝。歩も神戸の話をしたいのではと寄り添った。

その頃、祖母の佳代(宮崎美子)から、「糸島フェスティバル」で結たちが踊るパラパラが楽しみだったと言われた結は、瑠梨たちを召集。ハギャレンはもう歩のものではなく、みんなのものだと主張し、ギャルがダサくないことをイベントで証明しようと呼びかけた。

フェス当日、メンバーの佐藤珠子(谷藤海咲)たちに手伝ってもらい、結のド派手なギャルメイクが完成。実行委員長を務める聖人もその変わりぶりに自分の娘だとまったく気付かなかった。歩は愛子からイベントに誘われたが拒否。天神で明日香と一緒にテレビを見ていたところ、彼女の携帯に1通のメールが届いた。

イベントは予定通りに進み、ついにハギャレンの順番がやってきた。結はステージに立つが、緊張のせいで出だしで痛恨のミス。リズムを乱し、最悪な状況になってしまうが、瑠梨たちのバックアップで徐々にペースを取り戻した。最初は冷ややかな目で見ていた観衆もその魅力に引き込まれ、気が付けば会場は大盛り上がりに。結がこの状況を心から楽しむなか、会場に歩が姿を見せ、結から「絶対に見てほしいから、来て」というメールが届いたことを愛子に説明した。表彰式で瑠梨たちは司会者から取り上げたマイクでメンバーを募集。その声で永吉と聖人、そして会場にいた福岡西高の野球部員、四ツ木翔也(佐野勇斗)も、結がギャルに変身していたことに気づいた。身バレし、逃げるようにステージを降りた結は、そこで憧れの先輩、風見亮介(松本怜生)が同じ高校に通う神崎優里亜(栞那)と付き合っていることを知ってしまう。

失恋のショックで呆然となる結。そこに翔也が駆けつけ、楽しそうにパラパラを踊る結に感動し、その様子を見て驚いたと述べた。出会った時からいつもさびしそうな顔をしていた結を心配していた翔也は「なんでそんな顔するんだ?」と質問。結は「たぶんあの日から。9年前。1995年1月17日」と切り出した。

「おむすび」第5週「あの日のこと」

翔也から、なぜ、いつも寂しそうな顔をしているのかと聞かれた結は、神戸に住んでいた6歳のころの思い出を語り始める。

そのころ、聖人と愛子は床屋をやっていて、アニメ「美少女戦士セーラームーン」が大好きだった結はその絵を描いたり、扮装をマネたりして、姉の歩にセーラームーン風の髪を結ってもらっていた。

ところが95年1月17日の未明、大きな地震に結たちは遭遇。慣れ親しんだ自分の家が潰れてしまったのを目の当たりにした。




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