米俳優のホアキン・フェニックスが主演する映画「ジョーカー：フォリ・ア・ドゥ」（通称「ジョーカー2」、10月11日公開）が、世界三大映画祭のひとつ第81回ベネチア国際映画祭コンペティション部門へ出品されることが決定した。前作では最高賞となる金獅子賞を受賞しており、連続受賞に期待がかかる。
本作は、2019年に公開され、社会現象を巻き起こしたヒット映画「ジョーカー」の続編にして完結編。孤独だが心優しい男（ホアキン・フェニックス）が、歪んだ社会の狭間で“悪のカリスマ”へと変貌を遂げていくストーリーが話題となり、世界興行収入1500億円（10億ドル）を超え、今なおR指定映画史上歴代最高となった記録は破られていない。前作から2年後が舞台となる「ジョーカー2」では、社会への反逆者にして人々の代弁者として祭り上げられたジョーカーが、新たにショーを仕掛ける。