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朝ドラ「虎に翼」“好青年”光三郎(本田響矢)が父の妾すみれ(武田梨奈)に篭絡されるまさかの展開…華丸「サスペンスです!」鈴木奈穂子アナ「クラクラする」

iza(イザ!) 2024年6月27日 9時48分

NHK連続テレビ小説「虎に翼」の第64話が27日、放送され、“好青年”として視聴者に親しまれてきた大庭光三郎(本田響矢)が、亡き父親の妾だった元山すみれ(武田梨奈)に篭絡されるという展開に多くの視聴者が震撼。情報番組「あさイチ」(総合)の「朝ドラ受け」でもこのシーンは話題になり、同局の鈴木奈穂子アナウンサーは「クラクラする」と衝撃の大きさを語った。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く「虎に翼」。ヒロインの佐田寅子を女優の伊藤沙莉が演じている。ドラマは現在、第13週「女房は掃きだめから拾え?」(第61~65話)が放送されており、昭和24(1949)年4月、家庭裁判所の特例判事補と最高裁判所家庭局事務官を兼務する寅子が、明律大の学友だった大庭梅子(平岩紙)の遺産相続の案件を担当することになった。弁護士だった梅子の夫、徹男(飯田基祐)が亡くなり、長年その妾だった元山すみれ(武田梨奈)が、全財産を自分に相続させると書かれた遺言書を託されていると主張していたが、遺言書は偽造されたものとわかり、その後、遺族だけでの話し合いが行われた。しかし、遺産を独り占めしたい長男に、ほかの兄弟や姑が反発するなど、それぞれが勝手なことを言い出して話し合いは泥沼化。家裁の調停に進んだものの、なかなか折り合いがつかなかった。

そんななか、寅子が上野の路地裏で、梅子の三男である光三郎とすみれが抱き合っているのを偶然目撃してしまった。早速、大庭家の家族会議が開かれ、すみれが裏で光三郎を抱き込み、駆け落ちしようとしていたことが発覚。すみれと息子を引き離そうとする梅子だったが、光三郎は「彼女はこうやってしか生きてこれなかったんだ」とすみれをかばい、「好きなんだ。僕が彼女を幸せにしたいんだ」と秘めていた本音をぶちまけた。すみれは「ごめんなさいね。いつもあなたから大切なものを取り上げてしまって」と言って、梅子をにらみつけた。

光三郎は幼少期から母親思いの優しい性格で、相続の話し合いで祖母の常(鷲尾真知子)から世話をしてほしいと頼られた時にも、梅子に意地悪をしないことと命令をしないことを約束させるなど、利己的すぎる兄2人と比べて大庭家で「一番真っ当な人物」として描かれてきた。まさかの展開に多くの視聴者が仰天。この日の放送では、劇中に「ブギウギ」の茨田りつこ(菊地凛子)がサプライズ登場するなど、話題の多い内容だったが、ドラマに続いて放送された「あさイチ」の朝ドラ受けでも、MCの博多華丸がまずこの展開に食いつき、「ビックリした! サスペンスです!」と目を見開いた。鈴木アナも「クラクラする」と言いながら、立ちくらみをするような仕草を見せた。SNSにも、「うそでしょ!」「好青年の印象から転落」「一気に株が落ちた」「夫のお妾さんと三男が…ってエグすぎる」「まさか背後から刺されるとは…一番きつい」といったコメントが殺到。「すみれさんからしたら光三郎ちゃんを落とすなんて赤子の手をひねるように簡単だったろうなー」「遺言書の件も光三郎の入れ知恵だろうと思わざるを得ない」など、ドラマで描かれていない部分を推察する書き込みも見受けられた。

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