プロ野球、DeNA対中日のファームの練習試合が12日、沖縄・読谷で行われ、DeNAの度会隆輝外野手、森敬斗内野手、松尾汐恩捕手が三者連続本塁打を放ち、X(旧ツイッター)には「三者連続ホームラン」がトレンド入り。ベイスターズファンを喜ばせている。
森は19年、松尾は22年、度会は23年にいずれもドラフトで1位指名を受け、DeNAへ入団。この日は度会が「1番・中堅」、森が「2番・遊撃」、松尾が「3番・指名打者」で先発出場した。初回、度会が中日の福田幸之介投手の初球を右翼スタンドへたたき込み、続く森も3球目を右翼へ。さらには松尾が初球を左翼席へ放り込むと、打たれた福田も思わず顔をしかめた。
DeNAの三者連続本塁打といえば、2017年8月の広島戦で筒香、ロペス、宮崎が起こした逆転劇はファンの記憶に残っているだろう。三者連続本塁打によるサヨナラ勝ちはプロ野球史上初の快挙だった。
ファーム相手の練習試合とはいえ、そんな3連発を次世代の若手3選手が見せたことに、ファンは興奮し、SNSには「明るい未来を感じる」「これは伝説の始まりかも」「ドラ1トリオが躍動するの、うれしい」「未来三兄弟が三者連続ホームランって聞いて絶叫している」と大喜び。「中継ないの?」と残念がる声も見られた。
一方、「暗雲立ち込めてうつ」「相手どこ?って思ったらわがドラゴンズやんけ」と嘆く竜党や、「この時期に脅威すぎる」「うらやましい」と他球団の若手の成長を警戒するプロ野球ファンもいた。