女優の市川実日子が主演を務める、連続ドラマ「ホットスポット」(日本テレビ系、日曜後10・30)の第1話が12日、放送される。
2023年に放送された「ブラッシュアップライフ」(同局)チームと、同作の脚本を担当したバカリズムが再結集した新作。「地元系エイリアン・ヒューマン・コメディー」というテーマで、小さな田舎町の平凡な日常と、宇宙人というファンタジーが融合した物語が展開される。
「ホットスポット」第1話あらすじ
山梨県、富士山の麓に広がるのどかな町で暮らす遠藤清美(市川)、41歳。地元のビジネスホテル「レイクホテル浅ノ湖」で働く清美は、娘の若葉(住田萌乃)を女手一つで育てるシングルマザー。毎朝、娘のためにお弁当を作ってから出勤し、同僚の磯村由美(夏帆)、沢田えり(坂井真紀)と一緒にフロント業務を淡々とこなすのが毎日のルーティンだ。
自分勝手な宿泊客には手を焼くけれど、支配人の奥田貴弘(田中直樹)は親しみやすいし、先輩の高橋孝介(角田晃広)は影が薄いから、職場の人間関係はほとんどノーストレス。そんなに親しくもない清掃スタッフ、中本こずえ(野呂佳代)のSNSをこっそりフォローしたり、謎の長期滞在客、村上(小日向文世)の素性を妄想したりして楽しんでいる。
仕事以外では、数カ月に一度、地元の幼なじみ、中村葉月(鈴木杏)と日比野美波(平岩紙)とご飯を食べながら近況報告し、毎日を過ごしていた。
そんなある日、清美は仕事帰りに自転車で家路を急ぐ途中、交通事故に遭いそうになり、間一髪のところで地球外生命体に命を救われる。絶対に他言できない秘密を、我慢できずに葉月と美波に話してしまったことから、平凡だった清美の日常が変わり始める。