ソニーストレージメディアソリューションズとソニーマーケティングは23日、ブルーレイディスク(BD)などの記録メディアの生産を2月で終了すると発表。X(ツイッター)では「買いだめしないと」「今までお世話になりました」などの声が飛び交った。
生産が終了するのは映像や音楽を保存するBDメディア、録音用ミニディスク(MD)、記録用MDデータ、ミニDVカセットの全モデルで、後継機種はない。手軽に大容量のデータを保存できるmicroSDカード、HDDとSSD、オンラインストレージサービスの普及で光ディスクなどの需要は減少しており、ソニーは昨年、記録メディアを開発・生産する拠点の人員削減に取り組んでいた。
ソニーの発表を受けてXでは「買いだめしとかないと、大事な映画とか保存できなくなるじゃん!」「アニメ撮りだめしてるから困る」「(出演者の不祥事やトラブルで)テレビ番組が封印されることもあるから、資料として持っておきたい動画がいっぱいある」と生産終了を嘆くコメントが相次いだ。すでにパナソニックも23年にBDの生産から撤退しているため、選択肢が減ってしまうという投稿もあった。
また「MDまだ作ってたんだ」「オンデマンドの配信サービスも増えたし、見たいときに見られる環境が整ってきたということ」「これも時代の流れか…さみしいね」などと、時代の移り変わりを痛感したというポストも見られた。