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「錦糸町パラダイス~渋谷から一本~」9月6日OA第9話あらすじ まっさん(星田英利)の店を片づける大助(賀来賢人)たちを蒼(岡田将生)が遠巻きに見つめる

iza(イザ!) 2024年9月4日 16時0分

連続ドラマ「錦糸町パラダイス~渋谷から一本~」(テレビ東京系)の第9話「不死身の男 後編」が9月6日深夜(0時12分~)に放送される。

俳優、柄本時生と今井隆文のドラマ初プロデュース作品。過去の「汚れ」を掃除する掃除屋の3人と、過去の「過ち」を暴くルポライターが、東京・墨田区錦糸町を舞台にさまざまな人との出会い、出来事を通じ、自らの過去と向き合うなかで、人生で本当に大事なことは何か、生き方の根源や人間の心理について考えさせられる群像劇。

「錦糸町パラダイス~渋谷から一本~」第8話までの振り返り

幼なじみの木ノ本大助(賀来賢人)、今井裕樹(柄本)、奥田一平(落合モトキ)は錦糸町を拠点に、掃除屋「整理整頓」を営んでいる。「裕ちゃん」こと裕樹は9年前、大助が路上に投げてしまったバスケットボールを拾おうとして通りがかりのタクシーにはねられ、下半身不随となる重傷を負って車いす生活に。ちょうどその頃始めた、3人でいつも一緒にいられるこの仕事を、大助は楽しんで続けていたが、裕ちゃんの体や事故のことについては、友人関係が壊れることを恐れてあえて触れないように気をつけていた。

ネットニュースサイト「Kinshi news」を運営しているルポライター、坂田蒼(岡田将生)は、大助の恋人、高橋心音(さとうほなみ)が営む喫茶店「デルコッファー」などに出没し、街中で耳にした噂話などをネタに記事を執筆。コロナ禍で中止となっていた音楽フェスが5年ぶりに復活することで盛り上がる錦糸町の街のあちこちに張られたQRコードは、このサイトの記事にリンクしていた。蒼が書いた記事で、錦糸町にある会社や店舗、住民の不祥事や後ろめたい過去が暴かれ、それぞれがこれまで通りの経営、生活ができない状況に追い込まれていた。一方、いじめの被害者やその遺族など、真実が明らかになったことで救われる人たちもいた。

そんななか、蒼とも親しくしている駄菓子屋の店主、まっさん(星田英利)が、店じまいに伴う掃除を頼みに、「整理整頓」を訪ねてきた。まっさんは自称で身分証はなく、駄菓子屋を営んではいるが住所は不定。連絡先は教えられないので、指定された日時と場所に来てほしいとの要望で、「俺はな、江戸時代から生きてるんだよ」と怪しすぎる身の上を語り出した。江戸時代、病に侵されたまっさんは、杉田玄白(六平直政)に余命3日を告げられたが、250年の寿命を持つという男(波岡一喜)が突然現れて手を握られ、それから300年近く生き続けているという。その後、日本全国を転々としながら駄菓子屋をやってきたが、近づく寿命を悟り、生まれ育った錦糸町を最後の地として店を畳みたいらしい。どこまで本当か疑わしい話だったが、大助は、まっさんとどこかで会ったことがある気がしていた。

店に戻ったまっさんは、いつものようにふらりとやってきた蒼に、「俺がいなくなっても大丈夫か?」と声をかけ、自分が間もなくいなくなることを告げた。

仕事を終え、現地解散して1人で病院に寄った優ちゃんは、帰り道にあるバスケットコートで、近所の子供と1on1に興じる大助を見かけた。2人の姿に、幼いころの自分たちの思い出を重ねた優ちゃんは、大助に気づかれないよう、そそくさとその場を後にした。

考えた末に、まっさんの依頼を断ることにした大助たちが「整理整頓」の事務所の掃除をしていると、閉めてあったシャッターがなぜかひとりでに開き、表にまっさんが立っていた。

「錦糸町パラダイス~渋谷から一本~」第9話あらすじ

大助らはまっさんに似た人が写っている古い写真を見せ、大助が子供の頃に店で会ったのはまっさんの父親ではないかとの考えをぶつけ、そこまでして何をしようとしているのか問いかける。まっさんは「やっぱり信じてもらえねーか」とつぶやくと3人をビルの屋上に連れ出し、彼らの目の前で飛び降りてしまう。3人が驚きのあまり激しく動揺しながらも救急車を呼ぼうとしたとき、飛び降りたはずのまっさんが現れる。

まさに神出鬼没で、身の上話もにわかには信じがたかったが、嘘ではないと感じた大助は掃除の依頼を引き受けることにする。翌日、3人は指定された場所へ向かい、さっそく片付けを始めるが、その様子を蒼が遠巻きに見つめていた。

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