プロ野球のセ、パ両リーグは25日、2024年度のベストナイン賞を発表。セ・リーグでは、優勝の巨人から菅野智之投手(投手)、岡本和真内野手(一塁手)、吉川尚輝内野手(二塁手)が選ばれ、日本一に輝いたDeNAから山本祐大捕手(捕手)が初受賞した。しかしタイラー・オースティン内野手、牧秀悟内野手が受賞を逃し、DeNAファンから嘆きの声が上がっている。
オースティンは今季106試合に出場し、打率.316で首位打者に輝き、牧はチームのキャプテンで国際大会「第3回WBSCプレミア12」代表として侍ジャパンをけん引。2人ともベイスターズの26年ぶり日本一への立役者となった。しかしこの日発表されたベストナインではオースティンは一塁手部門で、183票を集めた岡本に66票届かず2位。牧も二塁手部門で吉川に34票差をつけられ、次点に終わった。
両選手のベストナイン選出を期待していたベイファンは多く、X(旧ツイッター)には、「ベストナイン」「オースティン」「優勝補正」といった関連ワードがトレンド入り。SNSには「オースティンがおらへんの意味わからん」「首位打者獲ってもベストナイン取れない」「逃すのマジか」と嘆き節。一方で「リーグ優勝に重きをおくのは仕方ない」「来年はリーグ優勝して文句なしで受賞しよう」とポストする人も見受けられた。