俳優の柳楽優弥が主演を務める10月期の連続ドラマ「ライオンの隠れ家」（TBS系、金曜後10時）に、向井理が出演することが決まった。物語のカギとなる「ある事件」に大きな関わりを持つ人物を演じる。
平穏な日常を過ごしていた兄の小森洸人（柳楽）と、自閉スペクトラム症を持つ弟の美路人（坂東龍汰）が、「ライオン」と名乗る謎の男の子と出会ったことで「ある事件」に巻き込まれ、生活が一変していくヒューマンサスペンス。完全オリジナル作で、火曜ドラマ「私の家政夫ナギサさん」やテレビ朝日の「おっさんずラブ」シリーズを手掛けた徳尾浩司さんと、今作が連ドラデビューとなる新人の一戸慶乃さんが共同で脚本を担当する。
向井の同局ドラマへの出演は、火曜ドラマ「着飾る恋には理由があって」（2021年）以来、約3年ぶり。今作では、山梨県で建築会社「たちばな都市建設」を一族で経営している橘家の次男、祥吾役を演じる。山梨県は、ライオンと出会ったことで洸人たちを取り巻く「ある事件」が起こる舞台。そこで暮らす祥吾の存在が、この作品の大きな核となっていく。
＜向井理コメント＞
「家族という単位にはさまざまな形があると改めて感じました。血の繋がりのあるなしに拘らず、人は時に誰かと触れ合い、支え合いながら生きています。私が演じる役は果たして誰かを支えているのか。支えてあげられていれば、という思いは純粋です。ライオンという謎の存在に振り回される物語が、どのようにして着地してゆくのか。最後まで見届けていただけたら幸いです」
■番組概要
[タイトル] 金曜ドラマ『ライオンの隠れ家』
[放送日時] 10月スタート 毎週金曜よる10:00～10:54