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朝ドラ「虎に翼」遠藤(和田正人)の言葉に視聴者納得「やさしい諭し」 山田轟法律事務所トレンド入りで「スピンオフ見たい

iza(イザ!) 2024年9月5日 10時7分

NHK連続テレビ小説「虎に翼」の第114話が5日、放送され、ヒロインの娘、佐田優未(毎田暖乃)に遠藤時雄(和田正人)がかけた言葉が視聴者の間で話題になった。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く「虎に翼」。女優の伊藤沙莉が主人公で東京地裁判事の佐田寅子役を演じている。ドラマは第23週「始めは処女の如く、後は脱兎の如し?」(第111~115話)が放送されており、第113話(4日放送)で、優未が義姉の星のどか(尾碕真花)の言動に激怒。のどかを蹴り上げ、そのまま家を飛び出した。

その後、優未は寅子の学友、山田よね(土居志央梨)と轟太一(戸塚純貴)が共同運営する「山田轟法律事務所」へ。その場に居合わせた轟の恋人、遠藤が優未の相談に乗った。優未は、認知症を患う祖母の百合(余貴美子)の世話をのどかがしないと嘆き、思わず蹴ってしまったと話した。そして、百合の世話で疲れているのはみな一緒だとし「それでも怒っちゃだめなの?」と尋ねた。時雄は許せない人や物事はたくさんあり、自分もずっと怒っていると返答。そのうえで「ただ、口や手を出したりするってことは、変わってしまうってことだとは覚えておいてほしい」と補足した。そしてその責任は自身が背負うことになるとし、「口や手を出して何の責任も負わないような人には、どうかならないでほしい」とやさしく説いた。優未は「分かった。考えてみる」と納得。すると、轟から連絡を受けて優未を迎えに来た寅子が拍手をしながら事務所に入って来て、笑顔で優未を抱きしめた。

時雄の言葉を受け、SNSに共感の声が続々。「やさしい諭し」「スッと入ってきたというか、すごく腑に落ちた」「名言!」「現代に警鐘する言葉」「今のSNSや世の中にも通じる気がする」などのコメントが寄せられた。また、優未が逃げ場として「山田轟法律事務所」を選んだことに「良い逃げ場を見つけた」「確かにみんなやさしい」「ベストチョイス」などの反応も寄せられ、X(旧ツイッター)では「山田轟法律事務所」がトレンド入り。「スピンオフドラマみたい」というリクエストも相次いだ。


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