米大リーグ公式サイトは1日(日本時間)、ドジャースの大谷翔平、山本由伸両投手、カブスの今永昇太投手に続き、メジャー移籍が期待される日本人選手として、プロ野球・ロッテの佐々木朗希投手ら4選手を紹介した。
「次にMLBに向かう日韓の才能」と題した記事で、2023-24年シーズンは、日本と韓国の選手たちが、メジャーの歴史に残るようなインパクトを与える活躍をしたと絶賛。史上初の「50本塁打50盗塁」を達成した大谷、12年総額3億2500万ドル(総額約463億円、発表当時)で契約を結んだ山本、メジャー移籍1年目で15勝を挙げ、オールスターにも出場した今永の名前を挙げ、「まだ興味をそそるも選手がたくさんいる」とつづった。そのうえで、佐々木、巨人の菅野智之投手と岡本和真内野手、中日の小笠原慎之介投手の4人の名前を挙げた。
記事ではまず、佐々木について大谷がエンゼルスに移籍したときと同等かそれ以上の契約になると予想。今季のワールドシリーズを制覇したドジャースが「最有力」とした。
35歳の菅野は2020-21年のオフにポスティングでの移籍を目指したが、合意に至らず、再挑戦となると掲載。今季は15勝3敗、防御率1.67と圧倒的な成績を残したと紹介し、以前に興味を示したパドレス、ジャイアンツが再び調査するのではないかと推測した。小笠原については、本人は移籍の準備を進めているが、中日がポスティングするタイミングがカギになると記した。
打者で唯一、名前が挙がったのが岡本。タイガースが候補としたが、巨人が2選手を同時にメジャー移籍させたことがないと指摘したうえで「影響をする可能性がある」と今季の移籍が微妙だとまとめた。