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月9「海のはじまり」池松壮亮のほぼセリフなし演技に絶賛の声 SNS「感情移入して泣きそうに」「放心状態」

iza(イザ!) 2024年8月13日 10時42分

Snow Man・目黒蓮が主演を務める月9「海のはじまり」(フジテレビ系)の第7話が12日、放送され、池松壮亮のセリフなしの演技が、視聴者の注目を集めた。

目黒が聴力を失う青年を好演して大ヒットした「silent」(同局、2022年)を手掛けた脚本家の生方美久さん、演出の風間太樹さん、プロデューサーの村瀬健さんが再集結し、「親子の愛」をテーマにした完全オリジナルの「月9」。自分の子供が7年間生きていることも、これまでをどう生きてきたかも知らなかった青年と、突然自分の人生に現れた血のつながった娘の関係を中心に、人と人との間に生まれる愛と、家族の物語を描いていく。

第7話では、学生時代に月岡夏(目黒)と交際していたが別れ、一人娘の海(泉谷星奈)を出産した南雲水季(古川琴音)と、水季を支えてきた同僚の津野清明(池松)の過去が描かれた。水季は出産後に図書館で働きだし、津野と知り合いになった。ある時、水季は図書館に、1歳になる海を連れて来て、津野は何気なく、「そんなちっちゃい子一人で。無理しないでね?」と声をかけた。すると水季は「無理です」と返答し、「みんな言うんですよね、『大変だね、頑張って。でも無理しないでね』って。いや、無理しなきゃ子供も私も死んじゃうって」と本音をこぼした。水季は、八つ当たりをしたことを津野に謝ったが、津野は水季の手助けを買って出ることになった。

その後、津野は海を保育園に迎えに行ったり、海の遊び相手になるなど、徐々に距離を縮めていき、周囲からも「付き合っているの?」と言われるようになった。しかし、水季が子宮頸がんを患っていることが発覚。そんななかでも、津野は水季と海を支えていた。ある日、津野が1人で過ごしているときに、スマホのバイブレーターに気が付くと、悪い知らせであることを察して呼吸が荒くなった。画面には水季の母、朱音(大竹しのぶ)の名前が表示されており、津野は胸のあたりをさすりながら、やっとの思いで電話に出ると、嗚咽する姿が映し出された。

一連のシーンは1分ほど続き、ほぼセリフがなかったものの、水季が亡くなったと分かるような芝居だった。池松の演技に、視聴者からも絶賛の声が上がり、SNSでは「池松壮亮さん演技とは思えない苦しさ、悲しさ、辛さ、覚悟全て表されたシーンだった」「池松壮亮、演技やばすぎやろ めっちゃ感情移入して泣きそうになった」「津野くんの池松壮亮さん圧巻でした」「池松壮亮の泣きの演技に感情移入しすぎてちょっと放心状態」といったコメントが多数寄せられた。

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