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松下洸平、日テレ10月期「放課後カルテ」で地上波ドラマ単独初主演 超偏屈な学校医・牧野を演じる

iza(イザ!) 2024年8月14日 14時25分

俳優の松下洸平が、日本テレビ系10月期の連続ドラマ「放課後カルテ」(土曜後9・0)で主演を務めることが決まった。超偏屈な学校医役で、地上波ドラマ単独初主演を果たす。

原作は、日生マユさんの漫画「放課後カルテ」(講談社『BE・LOVE』所載)。学校医として、小学校の保健室に常駐することになった小児科医・牧野(松下)。学校の雑務に、文句ばかり言い、子供たちからはイジられ、いつも不機嫌な牧野は、教師、児童関係なくにらみつける保健室のコワイ先生。しかし、その類稀なる観察眼で児童たちの異変を見抜き、子供たち、その家族、時には教師までも救っていく。小学校を舞台に、口も態度もでかい牧野が、その観察眼で”言葉にできないSOSを見抜き、未来へ向かう子供たちの背中を押すヒューマンドラマだ。

松下洸平 コメント

――原作を読んでの感想は?

「僕が知らない世界でした。小学生が抱えている悩みや目に見えない病、自分はあまりにも無知だなと感じましたし、大人と同じように子供たちも様々なことで日々悩んでいて、助けを求めているんだとも。それと同時に、教師や親御さんたちも、学校や家庭の中で色々な苦労をされていて、一生懸命になることで逆に自分を追い込んでしまう事もあったり。そういう悩みは学校の中だけに限らず、大人の社会にも通じるところがあるなとも感じました」

――牧野という主人公は、ぶっきらぼうで口も悪く、松下さんのイメージとは大きく離れたキャラクターだと思います。こういった役は松下さんにとって演じやすいですか? それとも難しいですか?

「難しさと楽しさがあると思っています。僕なりの解釈ですが、牧野先生をただのツンケンした、何を考えているのか分からない人にはしたくないというか。彼は誤解を生んでしまうことも多々あるのですが、そこには信念や、医師としての思いも詰まっているんだと思います。時々抜けていたり、児童たちにいじられる愛らしい部分もあったり、全部ひっくるめて、視聴者の皆さんに『も~、牧野先生~(笑)』って思いながら見守っていただけるような、そういうキャラクターになれたらと思っています」

――今日も子供たちと一緒の撮影でしたし、小学校が舞台なので、撮影現場には子供たちがたくさん来ると思います。楽しみなこと、不安なことはありますか?

「今日の撮影は4人でしたが、ドラマの現場には30人、40人…こればかりは接してみないことには分からないので、でも、せっかく一緒に作品が作れるわけですから、まずは真正面からぶつかっていこうと思います。みんなで遊んだりもできたらきっと楽しいですよね!」

――牧野は小学校の保健室の常駐医ですが、ご自身の保健室の思い出は?

「僕自身はあまり保健室にお世話になる子供ではなかったような気がします。当時は擦り傷を作っても『唾つけておけば治るよ!』みたいな(笑)」

――最後に視聴者の皆さんへメッセージをお願いします

「学園ものでもあり、医療のお話でもあり、2つの側面を持つ新しい作品になるのではないかと思います。子供たちが主役でいてほしいドラマです。子供たちの抱える悩みや病に触れることで、僕たち大人が気づかされる部分もたくさんあります。学校という場所で、出会ったことのない人数の子どもたちと向き合うことで、牧野自身も成長していきますので、ぜひ視聴者の皆さんにも優しい目で『牧野先生、頑張れ!』って見守っていただきたいと思います。毎話ちょっとほっこりして、少しでもプラスな気持ちになれるようなドラマを力を合わせて作っていけたらと思いますので、ぜひ楽しみにしていてください!」

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