日本テレビ系のバラエティー番組「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」に5日、格闘バイオレンス漫画「タフ」で知られる漫画家の猿渡哲也さんが登場。X(ツイッター)で読者らの話題をさらった。
同番組は静岡県の別荘地としても知られる熱海で「高そうな犬を連れている人はきっとセレブに違いないの旅」と題する企画のロケを実施した。ホワイト・スイス・シェパード・ドッグを連れた男性に声をかけたところ、猿渡さんだったという展開で、ディレクターが企画を説明すると猿渡さんは「セレブじゃない、もともと根が貧乏人なんで」と大笑いで否定した。
スタジオ出演したお笑いコンビ、マヂカルラブリーの野田クリスタルは「『タフ』ってゴリゴリの格闘漫画なのに、作者はすごい穏やかな方で…」と興奮気味にコメント。Xでも「まさか笑ってコラえてでタフな作者を見るとは思わなかった。兄貴が好きでよく本買ってきてたなぁ」「タフの作者は絵上手いもんなあ…。関節技なんか本当よく描けるなと」などの投稿が相次ぎ、トレンドに「タフの作者」が入った。「なにっ」「な…なんだあっ」「先生が地上波を練り歩いている」「こ…こんなことが許されていいのか」などと作中の名台詞にちなんだ感想を書き込むファンも多かった。
猿渡さんは93年、週刊ヤングジャンプで「高校鉄拳伝タフ」(集英社)の連載をスタート。現在は週刊プレイボーイで「TOUGH 龍を継ぐ男」(同)を連載中で、単行本の発行部数はシリーズ合計で1000万部を突破している。また、上映中の映画「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」を観た後に、ネタバレをせずXで感想を共有する手段として「TOUGH 龍を継ぐ男」の93話で描かれた「こ…こんなことが許されていいのか」という一コマを投稿するのが“お約束”になるなど、SNSでの注目度も高い。