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朝ドラ「虎に翼」玉ちゃん(羽瀬川なぎ)の本音に反響さまざま「切なすぎ」「前向きになって」

iza(イザ!) 2024年7月23日 9時21分

NHK連続テレビ小説「虎に翼」の第82話が23日、放送され、羽瀬川なぎ演じる玉が、ヒロインに「お嬢さまを自由にしてさしあげたいんです」と打ち明けたシーンに、大きな反響が寄せられた。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く「虎に翼」。ヒロインの佐田寅子役を女優の伊藤沙莉が演じている。ドラマは現在、第17週「女の情に蛇が住む?」(第81~85話)が放送されており、寅子は新潟地方裁判所本庁勤務の判事、星航一(岡田将生)に案内された行きつけの喫茶「ライトハウス」で学友の桜川涼子(桜井ユキ)と、彼女のお付きだった玉と再会。玉は空襲でケガを負い、車イス生活になっていたが、元華族令嬢の涼子に習って上達した英語を生かして大学進学を目指す子供たちに英語を教えていた。

この日の放送で、本庁で初めて刑事事件を受け持った寅子は、家裁で取り扱う案件との違いに困惑。涼子が営む喫茶店「ライトハウス」で、航一に「家裁での経験が生かせるだなんて言ったことが恥ずかしいです」と本音を吐露した。すると涼子は、玉に英語を学びに来る生徒たちは裕福な家庭で寵愛を受けて育った特別な子供たちだとし、「でも時々ね、一部の子たちだけれども、昔の私のようなお顔をされるの。孤独やいらだち誰も自分を理解しないそんなお顔」と説明。寅子のような、さまざまな子供や家庭を見てきた人だからこそできることがあると述べた。その考えに、寅子が、涼子ならばすぐにでも裁判所で働けると断言すると、奥にいた玉が悲しそうな表情を浮かべながら目をそらした。それに気がついた寅子は慌てて「ごめんなさい。無神経でした」と謝罪した。

その後、涼子から日曜にとっておきのものを用意しておくと言われた寅子は、再びお店を訪ねたが、涼子と玉は不在だった。カウンターにいた航一は「少し休憩するそうです」と説明。実は玉の脚が痛んだため、店の奥で涼子が患部をマッサージしていた。店に戻った涼子は寅子に「まんじゅう」を差し出した。驚く寅子に、「この店の人気商品ですの。あの日のおまんじゅうのおかげです。ありがとう」と笑顔を見せる涼子。それは明律大女子部の学園祭で行われた法廷劇のもとになった事件を検証するために、学友たちが作ったまんじゅうだった。楽しい時間はあっという間に過ぎ、涼子は組合の会合へ。店に玉と2人で残った寅子は、店に来るたび玉の悲しげな表情が気になっていたと告白し、「なんでも話して」と切り出した。しかし玉は、寅子らが自分を仲間として認めてくれていたことを理解しながらも「あのころの私は勘違いしてしまった。皆さんと同じで心では対等であると」と反省。玉は友達だという寅子に気持ちに甘えられるならば力を貸してほしいとし、「お嬢さまを自由にしてさしあげたいんです」と述べた。

玉が、ずっと秘めてきた思いを寅子に打ち明けるシーンに視聴者から続々と反響が寄せられ、X(旧ツイッター)には「足を引っ張ってしまっている感覚か…」「切なすぎる。余計に心苦しいんだろうな」「自分が負担になっているから引け目感じているんだね」「足かせになっていると思っていたら悲しい」などの声がズラリ。また、戦前はキラキラした笑顔が印象的だった玉がさびしそうな表情を見せるようになったことに「胸が痛む」「玉ちゃんが前向きになることがあってほしい」とポストする人もいた。

一方、「涼子さまはいろんなものを失くしても玉ちゃんだけは手放さなかったんだ」「常にそばにいてくれる玉ちゃんは涼子さまの翼なのに…」と涼子に関するコメントもあった。


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