香取慎吾が7日、都内で行われた、主演連続ドラマ「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」(フジテレビ系、木曜後10・0)の舞台あいさつに登壇。昨年12月に急逝した中山美穂さんへの思いを語った。
区議会議員選挙で当選するためにイメージアップを狙い、シングルファーザーの義弟とその子供たちと暮らすことになった主人公が、次第に家族の問題と真剣に向き合うようになり、やがて本気で社会を変えようと立ち上がる姿を笑いあり、涙ありで描く完全オリジナル作。
美穂さんは、主人公の大森一平(香取)の義弟、小原正助(志尊淳)が保育士として働く保育園の園長、園田美奈子役を演じており、収録済みの第1話(9日)と第3話(23日)はそのまま放送される。第5話からは実妹の中山忍が、美奈子の設定を引き継いだ鮫島ふみ役で出演することが発表されている。
司会から、美穂さんへの思いを聞かれた香取は「美穂さんがこの作品への思いを熱く持っていると聞いていました。共演シーンの撮影を楽しみにしていましたが、それはかなわなかったんですが…。けれど、美穂さんのその熱い思いをキャスト、スタッフが持って、最後まで撮影を頑張ろうとみんなで話をしました。最後まで頑張りたいと思います」と胸の内を明かしていた。
舞台あいさつには志尊、増田梨沙、千葉惣二朗、向里祐香も登壇した。