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朝ドラ「虎に翼」8月8日第94話あらすじ 花江ちゃん(森田望智)来訪で寅子(伊藤沙莉)歓喜、涼子さま(桜井ユキ)はお節介と知りつつ航一(岡田将生)に助言

iza(イザ!) 2024年8月7日 8時15分

NHK連続テレビ小説「虎に翼」(総合など)第19週「悪女の賢者ぶり?」(第91~95話)の第94話が8日、放送される。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く朝ドラ「虎に翼」。女優の伊藤沙莉が主人公の佐田寅子役を演じる。主題歌「さよーならまたいつか!」を歌うのは、シンガー・ソングライターの米津玄師。語りを「カーネーション」(2011年度後期)で主演を務めた女優の尾野真千子が担当する。

「虎に翼」第19週「悪女の賢者ぶり?」振り返り

新潟地家裁三条支部の支部長として働く寅子は、戦争によって背負った過去に苦しむ判事、星航一(岡田将生)に寄り添うなか、航一からの申し出で、麻雀を教わることになった。自宅に来た航一に親近感を覚え、亡き父、優三(仲野太賀)たちが写った古い写真を見せる娘の優未(竹澤咲子)。航一も家族写真を見せ、3人は互いに家族を紹介し合った。航一の帰宅後、寅子は優未に「嫌な気持ちになることは絶対にしない」と伝えるが、逆に優未がため息をつき、「お母さんが誰のことを好きでも嫌いでもいいけど、私のせいにしないでって言ってるの」と愚痴った。

ある日、寅子のもとに、売春事件にからんで地主の娘の森口美佐江(片岡凜)が補導されたという情報が飛び込んできた。女子高生が男に売春を持ちかけ、財布から金を盗む事件が多発しており、関与した可能性のある2人と美佐江が新潟市内で一緒にいたという。女子高生は非行事実を認める一方、美佐江は関係ないと話し、自宅に帰された。そして寅子が推察したとおり、女子高生の手首には、寅子ももらったあの赤い腕飾りがあり、かつて担当した暴行事件の被害者で、ほかの窃盗事件で補導されていた元木俊雄(山時聡真)と美佐江につながりがあることもわかった。

後日、悩む寅子のもとを美佐江が訪ねてきた。寅子は腕飾りについて触れ、本当のことを話してほしいと寄り添おうとした。美佐江は、自分が恵まれていることを自覚していると告げたうえで、窃盗や売春、殺人がなぜいけないことなのかわからないと切り出した。納得した答えが出せるかと問われた寅子は答えに窮しながら「週に一度でも二度でも、一緒にいろいろと話して、考えてみましょうよ」と何とか言葉を絞り出すが、美佐江の反応はなし。そこに偶然、学校が冬休みに入った優未がやってきて、娘に向ける美佐江の視線に気づいた寅子は、守るように優未を抱きしめた。そんな2人を美佐江は無言のまま見つめ、何も言わずに去っていった。

翌日、森口(俵木藤汰)が三条支部に怒鳴り込んできた。美佐江から、寅子に犯罪者扱いされて怖い思いをしたと聞かされ森口は猛抗議。弁護士の杉田太郎(高橋克実)がなだめて騒ぎは収まり、年をまたいだ昭和28(1953)年、家裁は美佐江の審判を行わないことを決めた。後日、喫茶店「ライトハウス」には美佐江の姿があり、何事もなかったかのように、彼女は男子生徒に勉強を教えていた。そして彼の手にも、あの赤い腕飾りがあった。

日曜、思い悩む寅子を一人にしてあげようと、優未は家事手伝いの稲(田中真弓)と2人で映画に出かけた。すると佐田家に突然、航一が来訪。寅子が美佐江の件で悩んでいることを知り、会いに来てくれた。家事をする寅子の傍らで黙々と書類を読み続ける航一。寅子はその沈黙に癒やされた。寅子は、家にきてくれたこと、何も言わずにそばにいてくれる航一に感謝したが「でも…」と言って、自分の気持ちにブレーキをかけようとしていた。航一も、弱っていた寅子につけこもうとしたのかもしれないと謝り、2人はまた本庁で会おうと言って別れた。寅子は胸が苦しくなり、こみあげてくる感情は何なのかと、その答えから目を逸らすことしかできなかった。

昭和28(1953)年3月、美佐江が東大に合格したという知らせが入った。また、三条支部では、書記官の高瀬雄三郎(望月歩)と事務員の小野知子(堺小春)が「友情結婚」を宣言。結婚することで互いに社会的地位を確立するのが目的で、子供も作らず、仕事も続けるという。寅子は、自身がかつて同じような理由で優三と結婚したことを思い出し、将来にわたっていい関係が保てるかどうか、慎重に考えた方がいいとアドバイスした。

その日、帰宅すると義姉の猪爪花江(森田望智)が来ており、予想外かつ久しぶりの再会に寅子は抱きついて大喜びした。

「虎に翼」第94話あらすじ

花江の突然の訪問に喜びを爆発させる寅子。優未、稲も加わり、4人で楽しい時間を過ごす。

昔からの寅子の性格をよく知る学友でライトハウスの店主、桜川涼子(桜井ユキ)は、お節介だとは知りつつも、航一にアドバイスをする。

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