SixTONESの松村北斗が4日深夜に放送されたラジオ番組「TOKYO SPEAKEASY」(FM東京)に出演。自身が出演し、現在再放送中のNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」にまつわる思い出話を披露した。
昭和、平成、令和を通じ、京都、岡山、大阪を舞台に、ラジオ英語講座とともに歩んだ親子3世代の100年間を追い、恋に仕事に不器用ながらも自分らしく生きる姿をリレー形式で描いた朝ドラ「カムカムエヴリバディ」。2021年11月から翌年4月まで放送され、松村は初代ヒロイン雉真安子(上白石萌音)の夫、稔役を好演した。安子と稔は苦労の末に結婚するが、戦時中であったことから稔は出征。稔は安子が妊娠したことを知らないまま戦地へ旅立ち、安子がるい(深津絵里)を出産した後、稔の戦死公報が届いた。ドラマファンからは「稔さん」の愛称で親しまれ、2人の悲恋は多くの視聴者の涙を誘い、本放送時はもちろん、再放送の時でも稔の“退場”は大きな話題になった。
この日、松村は、自身のターニングポイントとなった作品について言及。それが「カムカムエヴリバディ」のオーディションに受かったことだと振り返った。
松村は「そこで主演の上白石萌音さんの夫の役をやったところで、突然、お芝居をやってる人間たちに認知が生まれたんですよね」と回想。そのうえで「そのオーディションもすごく不思議で。当時、じゃあ『誰をオーディションに送ろうか』っていうのを管轄してた人間が僕を入れてなかったんです。ただ、その下にいた人が『(松村を)何か入れたい』と思って、こっそり入れたんですよ、僕を。で、落ちたら落ちたで黙ってればいいし、受かったら『すいません、受かりました』って言えばいいやって思って、入れてくれた方がいて。その結果、受かって。そこが完全にターニングポイントで、そこからそれこそ、あれを見てお話をっていうのがつながってつながって…いう今、状態なんです」と述べた。