俳優の松坂桃李が主演する日曜劇場「御上先生」（TBS系、日曜午後9時）の第1話が19日、放送される。
東大卒のエリート文科省官僚から高校教師になった御上孝（松坂）が、令和の18歳とともに日本教育に蔓延（はびこ）る腐った権力に立ち向かう“大逆転教育再生ストーリー”。完全オリジナル作品で、詩森ろば氏が脚本を担当。また、「アンチヒーロー」（24年）、「VIVANT」（23年）、「マイファミリー」（22年）、「ドラゴン桜」（21年）など、近年話題となった日曜劇場作品を担当してきた飯田和孝氏がプロデューサーを務める。
「御上先生」第1話あらすじ
文科省官僚の御上孝（松坂桃李）は私立隣徳学院3年2組の教壇に立っている。
29人の生徒を前に、御上の授業が始まる。その場にいる29人の生徒は、それぞれの想いをもって、向き合っていくのだが、御上が投げかけるある問いが、波紋となり、生徒たちをつき動かすことになる。
公開されている「オリジナルロングティザー特別編」では、「今」「日本の」「絶望の中の」「そこにいる」「君たちの」「希望となる」「現代にもがく若者たちへ」「社会に溺れる大人たちへ」といったテロップが流れた後、文科省から派遣されてきた御上が、3年2組の面々を前に自己紹介。しかし生徒たちから「何で官僚がここにいるの？」「できんの、授業？」「こんなイレギュラーがあったら不安です」と猛反発を受けた御上が、「君たち、自分のことエリートだと思っている？」「官僚が出世したいと思ったら、手を汚さずに上にはいけない」と煽るような言動を連発し、副担任の是枝文香（吉岡里帆）からとがめられている姿などが収められている。
そして、御上が誰かに向かって「もし本当に闇を見る覚悟があるなら、手放すな」と投げかけるシリアスなシーンで締めくくられている。