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「降り積もれ孤独な死よ」7月28日OA第4話あらすじ 冴木(成田凌)は蒼佑(萩原利久)から重要なヒントを入手、ついに「顔に傷がある男」と対面

iza(イザ!) 2024年7月26日 14時32分

俳優の成田凌が主演を務める連続ドラマ「降り積もれ孤独な死よ」(日本テレビ系、日曜後10・30)の第4話が28日に放送される。

漫画アプリ「マガジンポケット」(講談社)で連載中の同名漫画が原作のヒューマンサスペンス。ひと気のないとある屋敷で13人の子供の白骨死体が見つかった通称「灰川邸事件」から7年後、東京で起きた、1人の少女の失踪事件が新たな謎を呼び、過去と現在が交差していく。

「降り積もれ孤独な死よ」第3話振り返り

2017年に山梨県で白骨化した13体の子供の遺体が発見された「灰川邸事件」。屋敷の持ち主で、逮捕された灰川十三(小日向文世)は子供たちの殺害を自供していたが、その後、留置場で首を吊り亡くなった。山梨県警富士山北署の刑事、冴木仁(成田)は、灰川の行動はすべて“真犯人”をかばうための可能性が高いのではないかと考えると同時に、腹違いの弟、瀧本蒼佑(萩原利久)が犯人なのではと疑い始める。独自に捜査する冴木は、灰川を「父」と呼ぶ蓮水花音(吉川愛)が突き落とされた場所へ向かい聞き込みを実施。事故が起きた時間に「顔に傷がある男」がいたことがわかった。

その頃、灰川邸で暮らしていた花音をはじめ、蒼佑、沖島マヤ(仲万美)、川口悟(松本怜生)、東優磨(カカロニ栗谷)ら生き残った子供たちが灰川邸に集まっていた。「子供たちを殺したのが父さんだなんて、どうしても思えない」と話しながら、さりげなく4人の表情を伺う花音。悟が、現在も行方がわからない神代健流(杢代和人)が真犯人なのではと切り出すなか、マヤの背中に入った“リッカ”のマークのタトゥーが目に入った花音は、灰川からこのマークについて教えてもらった時のことを思い出した。

一方、防犯カメラの映像から、冴木は、顔に傷のある男がリッカのマークのキーホルダーを持っていることに気づく。灰川邸事件と並行して連続傷害事件の捜査を担当する警部補の五味明日香(黒木メイサ)は、勝手に灰川邸事件を捜査し続けている冴木を呼び出し、子供を虐待していた父親ばかりが狙われている連続傷害事件と灰川邸事件が関連しているのではと打ち明ける。さらに、蒼佑が父親から虐待される前に、冴木が暴力を受けていたことを言い当てる。その流れから、傷害事件の犯人が冴木なのではと問い詰める五味。被害者は、子供を殺す寸前まで虐待していた人物で、「そういう人は許せない」と言う五味は、冴木が自首するまで何も言わないと約束する。

冴木が帰宅すると、花音が家の前で待っていた。冴木は、父と同じ暴力衝動があることに気づき刑事になったが、虐待事件を担当した際にその親が許せずに暴行してしまったと告白し、自分も蒼佑も父親の負の遺産を受け継いでしまっていると話した。すると、花音も実の母親が死んだ時「心の底からよかった。やっと死んでくれた」と感じた自分の心も壊れていると打ち明けた。さらに、蒼佑が灰川邸でみんなが好きだったチョコ菓子をお供えしていたのを見て、犯人ではないのではと思ったと話し、冴木に蒼佑と同じ傷を持つ家族としてもう一度向き合って見たらどうかと伝えた。

その言葉を受けて、蒼佑の後を追う冴木。弟は、「DV加害者プログラム」の集まりに参加していた。花音が突き落とされた日、蒼佑は同じ集まりに参加していた。冴木は、蒼佑を疑ったこと、子供の頃、蒼佑を置いて家を出たことを謝罪。しかし、蒼佑は冴木を許すことができず、怒りを爆発させた。そんな蒼佑に、冴木は自分が連続傷害事件の犯人であることを告白する。蒼佑は、小さい頃の冴木が「生きていれば大抵のものは治せる」と言ったことを支えに、なにかあったらやり直しながら生きてきたと伝えた。その言葉を聞いた冴木は泣き崩れ、その後、五味にもう少し時間が欲しいと頼む。五味が自分でケリをつけろと言い放っていた頃、花音の家の前に、「顔に傷のある男」が現れ…。

24年。行方不明となった家出少女、美来を捜していた記者の森燈子(山下美月)は、美来の手首にリッカのマークがあったことが引っ掛かり、灰川邸事件で生き残った子供たちの誰かがかかわっているのではと考えていた。そして、灰川の死後、その意思を受け継いだ誰かがリッカのマークを美来に教えて家族の一員にしたのではと冴木に伝える。

「降り積もれ孤独な死よ」第4話あらすじ

冴木は、花音に「顔に傷がある男」の写真を見せ、見覚えがないか尋ねた。男は、灰川が死亡した後、署の周りの監視カメラに映っていた人物。花音が襲われた現場付近でもその男は目撃されていた。

男はリッカのマークを持っており、灰川邸事件の関係者である可能性が高い。冴木は、神代ではないかと考えていた。写真の男が神代かどうかはわからないという花音は、神代が、灰川やともに暮らしていた子供たちを恨むことになったかもしれないというある出来事を教え、さらに、神代から、灰川には血の繋がった「本当の子供」がいる話を聞いたことがあると明かす。花音は、犯人は灰川の実の子供の可能性があると強調。灰川の過去をたどれば、事件の真相につながる手がかりがあるのではないかと話す。

冴木は、蒼佑から、灰川の故郷にまつわる重要なヒントを聞いていた。灰川の過去が少しずつ明らかになるなか、冴木らは「顔に傷がある男」と対面する。

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