Googleは19日、コンテンツストア「Google Play」で今年ヒットしたスマートフォンアプリを表彰する「Google Play ベスト オブ 2024」を発表した。「ベストゲーム」にはバンダイナムコエンターテインメントの「学園アイドルマスター(学マス)」が、「ベストアプリ」には小学館の「マンガワン」が選ばれた。
「学マス」はプレイヤーがプロデューサーとなって個性豊かなアイドルたちを育てるシミュレーションゲーム。今年5月、AndroidとiOS向けにリリースされて大ヒットした。
同作の小美野日出文プロデューサーはベストゲーム受賞について「『学園アイドルマスター』は、各アイドルごとに、負ける事への恐れ、自己表現の難しさ、自信の喪失など様々な問題と向き合っていきます。そんな彼女たちをサポートしながら問題とぶつかって1歩ずつ前に進んで成長していく姿を見て、ほんの少しでも踏み出す勇気を届ける事が出来ればと思っています」とコメントした。
ベストアプリを受賞した「マンガワン」はアプリオリジナルの作品や、雑誌で連載された人気作などが無料で読める漫画アプリ。小学館マンガワン編集部の豆野文俊編集長は「本当に受賞したかったので、最高の気分です。私は、アカデミー賞の最優秀作品賞くらい価値があると思っています」と喜びを爆発させた。
このほかゲーム8部門、ゲーム以外のアプリ8部門でそれぞれ大賞が選ばれた。ゲームの部門では、睡眠の記録をゲーム化する「ポケモンスリープ」(ポケモン社)が「マルチデバイス部門ゲームカテゴリ」を、家庭用ゲーム機などでもヒットした落ち物パズル「スイカゲーム」(Aladdin X)が「インディー部門」を受賞した。