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朝ドラ「虎に翼」9月2日第111話あらすじ 直明(三山凌輝)が“お父さん”に! 寅子(伊藤沙莉)は百合(余貴美子)の様子がおかしいことに気付く

iza(イザ!) 2024年9月1日 8時15分

NHK連続テレビ小説「虎に翼」(総合など)第23週「始めは処女の如く、後は脱兎の如し?」(第111~115話)の第111話が2日、放送される。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く朝ドラ「虎に翼」。女優の伊藤沙莉が主人公で東京地裁判事の佐田寅子役を演じている。主題歌「さよーならまたいつか!」を歌うのは、シンガー・ソングライターの米津玄師。語りを「カーネーション」(2011年度後期)で主演を務めた女優の尾野真千子が担当する。

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昭和31(1956)年の春。娘である優未(毎田暖乃)の中学進学を控えた寅子たちは星航一(岡田将生)の家で暮らし始めた。家族は麻雀が好きで、航一の子供、朋一(井上祐貴)とのどか(尾碕真花)はどこかよそよそしかった。

職場で寅子は後輩の判事補、秋山真理子(渡邉美穂)から懐かれていた。秋山は姑とうまくいっておらず、寅子に愚痴をもらした。その晩、寅子は航一の継母、百合(余貴美子)に作ってもらった弁当を絶賛。しかし帰宅した朋一が百合を家政婦扱いしていていたため、思わず苦言を呈してしまう。朋一は「母親面はやめていただきたい」と言い返すが、のどかに諫められると、すぐに非を認めて謝罪。その後、自分には寅子のような力はないのに、再婚で気が大きくなり、子供たちとももっと家族らしくなれるのではないかと欲張っていたと反省する航一を、寅子は2人で力を合わせて子供たちとの溝を埋めていこうと励ました。

優未の入学式の日、星家で記念撮影をすることになり、優未と手をつないで写真に納まる父を朋一とのどかは冷ややかに見つめた。またある日、航一は散歩に出掛けてプリンを食べようと優未を誘った。近くにいたのどかにも声をかけたが、のどかは「友達と展覧会に行く」と言って家を出て行った。

そんななか、秋山は妊娠したことを寅子に報告。ようやく少しずつ仕事で認められるようになったのに、自身の妊娠でその道が閉ざされてしまうとうなだれ、悔し涙を流した。寅子は、自身の妊娠したころを思い出しながら、出産後ももし判事を続けたいなら、戻って来られるよう居場所を必ず守ると約束。育児期間の時短勤務や、育児休暇取得のための提案書を東京地裁所長の桂場等一郎(松山ケンイチ)に提出するが、「時期尚早」として却下されてしまった。別のアプローチを探ることにした寅子は、仲間たちの協力のもと最高裁事務総局に提出する、女性法曹に関する要望書をまとめることにした。しかし桂場は、すでに同局に根回し済み。寅子は「この一歩を大切にします。そして、確実に次の一歩につなげます」と誓った。

一方、星家では、優未の提案で、かつての猪爪家で使われていた番号付きの棚を導入することになった。朋一も棚を設置することに賛成で、航一の誘いで棚作りに参加することに。少しずつ、寅子たちと距離を詰めていく朋一だったが、のどかだけはその輪に加わろうとしなかった。同年の秋、寅子たちが朝食を食べていると、のどかは「やっぱり無理だわ。家族のようなものだなんて。どうしても好きになれないの。この人たちが」と本音を吐露。寅子が気を使って優未を連れて一旦席を外した間、航一はのどかに、多くの負担をかけさせてしまったことを謝った。するとそこに、麻雀牌を持った優未が1人で戻ってきて、もし自分が麻雀で勝ったら、寅子と優未の何が好きになれないのかを正直に話して解決策を一緒に探ってほしいと持ちかけた。

対局は、運にも恵まれた優未一人勝ち状態になり、このまま優未の圧勝で終わるかと思われたが、優未が腹部を押さえて苦しそうな顔を浮かべたため、のどかが休憩を提案した。ソファで休みながら気丈に振る舞う優未に笑顔を向ける星家の面々。すると、1人離れていたのどかが「そういうところが嫌。気が付くと真ん中に2人がいる」と不満を爆発させ、寅子と優未が来たことで、家の中と航一が変わってしまったとぶちまけた。のどかの本音を聞いた寅子は、「子供」をする時間がなかった朋一とのどかのことを気遣い、「時々は子供扱いさせてくれないかな?」と申し出た。航一は「それは…僕がやるべきこと」と言い、今日まで責任を果たしていなかったことを謝罪。それぞれが本音を吐き出したことで、星家の問題が解決に向かって動き出した。

数日後、産休に入る秋山が、寅子へあいさつをしにきた。寅子は「私が秋山さんの何に期待しているか分かる?」と質問。秋山は、裁判官として女性が働く道を広げて舗装していくことと答えるが、寅子は「それもある。でも私が一番期待しているのは、秋山さんがやりたいことを選択して進んでいくこと」と伝えた。そして、この仕事に魅力がなくなり、母になることに専念したくなったらそうすればいいと寄り添い、「ただあなたの居場所はここにちゃんとある」と約束した。同年12月、寅子は秋山が無事に出産したことを家族に報告。秋山は仕事に戻るつもりだが、保育所が決まらず、ベビーシッターを探すべきか悩んでいるという。その話を聞いた百合はベビーシッターに立候補。働いて稼いだ自分のお金で、家族にうなぎをごちそうすると笑った。

「虎に翼」第111話あらすじ

寅子の弟、猪爪直明(三山凌輝)と妻の玲美(菊池和澄)の間に子供が産まれ、ますますにぎやかになった猪爪家。星家では寅子が百合の様子がおかしいことに気付く。

昭和34年11月。「原爆裁判」は約4年間、27回にも及ぶ準備手続を終える。いよいよはじまる口頭弁論に向け、弁護士の雲野(塚地武雅)は気合を入れ直していた。

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