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朝ドラ「虎に翼」桂場さん(松山ケンイチ)が珍しくブチ切れ SNS「一緒にガキと怒鳴った」「初めて見た」

iza(イザ!) 2024年7月4日 9時22分

NHK連続テレビ小説「虎に翼」の第69話が4日、放送され、最高裁判所人事課長の桂場等一郎(松山ケンイチ)が珍しく声を荒らげるシーンに、視聴者から大きな反響が寄せられた。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く「虎に翼」。女優の伊藤沙莉がヒロインの佐田寅子役を演じている。ドラマは現在、第14週「女房百日 馬二十日?」(第66~70話)が放送されており、この日の放送で、寅子は桂場から、恩師である穂高重親(小林薫)の最高裁判事退任記念祝賀会を手伝ってほしいと頼まれた。穂高からたくさんの恩を受けてきた一方、法曹界デビュー後は理想と現実の間でぶつかり合うこともあった寅子。即答できずにいると、桂場は身を乗り出して「何だキミ、断りたいのか?」と尋ね、慌てて否定する寅子に「名誉なことだから君が喜ぶと思ったんだがな」と話した。寅子は作り笑いを見せながら幹事を引き受けたが、心の中で「私と穂高先生が気まずいって分かってるくせに!」とつぶやいた。

祝賀会の日、表情をこわばらせながら穂高の到着を待つ寅子を桂場は「なんちゅう顔してるんだ、キミは」と注意。最高裁家庭局局長の多岐川幸四郎(滝藤賢一)は「万年仏頂面男のキミに言われたくないってさ」と茶化すが、寅子は晴れの日にふさわしくなかったと謝罪した。そこへ穂高が到着。寅子を見つけると両手を握って幹事をしてくれたことを喜んだ。

中締めで穂高があいさつした後、寅子は花束を渡す役目を任されていた。しかし、穂高が「結局、私は大岩に落ちた雨垂あまだれの一滴にすぎなかった…」と表現したことで怒りがこみ上げ、体を震わせながら涙。そして持っていた花束を多岐川に手渡し、そのまま会場から出て行ってしまった。寅子を追いかけた桂場は「ガキ! 何を考えてるんだ!」と激怒。心配して追いかけてきた穂高に謝るよう命令したが、寅子は「謝りませんよ。私は」と拒否した。

穂高の晴れの席を台無しにした寅子の言動にブチ切れした桂場。これまでも仏頂面を多岐川にイジられることはあったが、声をあげて怒るのは珍しい。多くの視聴者はこの日の桂場に対し、「そりゃ普段ポーカーフェイスな桂場さんも声荒らげるよ」「一緒にガキ! と怒鳴りたくなった」「私が桂場さんだったら、終わってから2人でやれって怒るわ」などとSNSにポスト。「初めてキレたの見たな…」「めっちゃ驚いた」という人もいた。

また「気まずいままじゃよくないと、間を取り持とうとしたのに」「仲直りさせたかったのかなぁ」「先生の最後に何とかしたかったんだろうけど」などと予想し、その通りにならなかった桂場を思いやる視聴者も散見された。



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