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一人勝ちのYouTubeを追うTver 昨年12月は「M-1」「水ダウ」で記録更新

iza(イザ!) 2025年1月27日 14時44分

民放の公式テレビ配信サービス、TVer(ティーバー)の認知度が年々増加して8割に迫っているという調査結果を27日、NTTドコモの研究機関、モバイル社会研究所が発表した。

同研究所は昨年1月、15歳から79歳までの男女を対象に、インターネット動画サービスに関する全国規模のインターネット調査を実施。6440人分の有効回答をまとめた。

スマートフォンなどの携帯電話を持つ人を対象に無料動画サービス認知率について調べたところ、1位のYouTube(96.8%)が突出して高かった。2位がTver(78.4%)、3位がニコニコ動画(75.7%)、4位がABEMA(アベマ、69.9%)で接戦を演じていた。

これらのサービスやアプリを月に1回以上利用する割合を調べると、1位はYouTube(68.0%)、2位はTver(25.1%)、3位はABEMA(10.6%)、4位はニコニコ動画(5.9%)で、2~4位の間に差が見られる結果になった。

TVerは2015年10月にスタート。19年時点でTVerの認知率は46.4%、利用率は8.2%だったが、22年4月から地上波放送の同時配信「リアルタイム配信」を始めたことなどで伸長したという。

好調を裏付けるように、TVerの運営会社は今月、昨年12月の再生数が過去最高の4.96億回を記録したと発表した。「M-1グランプリ2024」(ABCテレビ)、「水曜日のダウンタウン」の「名探偵津田 第3話 怪盗vs名探偵~狙われた白鳥の歌~」(TBS)や、クライマックスを迎えた10月期ドラマのほかにも、「ミステリと言う勿れ」(フジテレビ)などのアーカイブドラマが記録更新に寄与したとしている。

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