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朝ドラ「虎に翼」“キャラ変”高瀬さん(望月歩)に視聴者ビックリ「ホッとする存在になった」「謎のゼスチャーに持っていかれた」

iza(イザ!) 2024年7月30日 10時43分

NHK連続テレビ小説「虎に翼」の第87話が30日、放送され、キャラ変した高瀬雄三郎(望月歩)に多くの視聴者がビックリ。この日、X(旧ツイッター)で「高瀬さん」というワードがトレンド入りした。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く朝ドラ「虎に翼」。女優の伊藤沙莉が主人公の佐田寅子役を演じている。ドラマは現在、第18週「七人の子は生すとも女に心許すな?」(第86~90話)が放送されており、新潟地家裁三条支部で支部長を務める寅子(伊藤)が、新潟地裁本庁である放火事件の裁判を担当することになった。出火したスマートボール場を経営していた朝鮮人の金顕洙(許秀哲)が逮捕されたが、その初公判の傍聴席に事務員の小野知子(堺千春)が座っており、小野は、傍聴席で弟の広洙(成田瑛基)が兄の不当逮捕を訴えるなか、お兄さんが苦しむことになるから静かにしていたほうがいいと朝鮮の言葉でなだめた。

この日の放送で、三条支部に出社した寅子が庶務課に立ち寄り、小野に感謝の言葉を伝えた。その後、支部長室で書記官の高瀬と弁護士の杉田次郎(田口浩正)が対面し、次郎は、小野に放火事件を傍聴させない方がいいと寅子に話しかけた。次郎によると、小野は以前、李という朝鮮人男性と交際していたが、彼女の両親が大反対で、どうすれば別れさせることができるかと相談を受けていたという。寅子は、小野のプライベートな部分を話すべきではないと諌めたが、次郎は「彼女のためら。とにかく伝えてくだせえ」などと反論した。次郎の言い分をそばで聞いていた高瀬は顔をしかめ、「あんげなやつが、いっちゃん腹立つ! 本気でよかれと思ってるこのクソジジイのおせっかいが!」と激怒。寅子に落ち着くように声をかけられると、両手で怒りを抑えるような仕草をしながら「メガネジジイが…」とつぶやき、寅子に小野の傍聴を諦めさせないようにお願いした。

寅子が三条支部に異動した当初、高瀬は引っ込み思案で人とかかわることを避けていた。しかし山の境界線をめぐる民事調停を経て寅子に心を開くようになり、この日は次郎の態度に激怒。以前とは別人のように、自分の感情をさらけ出すようになった。そんな高瀬に多くの視聴者が反応し、Xには「だいぶ素を出せるようになった」「表情も明るくなってホッとする存在になった」「キャラ変しつつある」などのコメントが続々。また、怒りを抑えるために行った仕草も話題となり、「謎のゼスチャーにすべて持っていかれた」「独特な落ち着かせ方に笑った」「だんだん劇団ひとりさんに見えてきた」などの感想が寄せられた。


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