俳優の岡田将生と中井貴一がダブル主演する連続ドラマ「ザ・トラベルナース」(テレビ朝日系、木曜後9・0)の第1話が17日、放送される。
手術場で医師を補助し、一定の医療行為を実施できる看護資格「NP(=ナース・プラクティショナー)」を持つトラベルナースの那須田歩(岡田)と、スーパーナースの九鬼静(中井)のコンビが、患者ファーストで医療現場を改革していく医療ヒューマンドラマ。「ドクターX」(テレ朝系)などの中園ミホさんが脚本を手掛ける。
「ザ・トラベルナース」第1話あらすじ
2022年、ニューヨークの病院で、難病を患った静の手術が無事終わり、そのまま現地で働いていた歩。2年が経ち、日本に帰国した歩は、新たな勤務先となる基幹病院「西東京総合病院」へ向かう。その道中、おむすび店に立ち寄った歩の前で突然、やけに横柄な客、大田黒勝一(内藤剛志)が血痰を吐いて倒れた。 歩はすぐさま応急処置を行い、大田黒を西東京総合病院へ搬送。ところが、意識を取り戻した大田黒は「特別室へ運べ!」と要求し、外科医の神山直彦(風間俊介)らを困惑させる。
実は大田黒、先月まで同院で院長を務めていた人物で、自身の汚職やパワハラが次々と明るみに出て、解任されていた。クリーンな組織変革を進める若き新院長、薬師丸卓(山崎育三郎)は、コンプライアンス上、そんな人間を特別扱いするわけにはいかず、大田黒を離島の分院に入院させるよう手配。大田黒は怒りをあらわに抵抗するが、結局そのまま追い出されてしまう。
一方、歩は偶然にも静と2年ぶりの再会を果たすことに。その矢先、分院に向かっていた大田黒がふたたび倒れてしまう。