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朝ドラ「おむすび」1月16日第74回あらすじ 東北に靴を送る孝雄(緒形直人)、手伝おうとする歩(仲里依紗)に「ギャルにしかできんことせえ」

iza(イザ!) 2025年1月15日 8時15分

NHK連続テレビ小説「おむすび」(総合など)第15週「これがうちの生きる道」(第71~75回)の第74回が16日、放送される。

平成元年生まれのヒロイン米田結(橋本環奈)が、栄養士として人の心と未来を結んでいく青春グラフィティー。どんなときも自分らしさを大切にする「ギャル魂」を抱き、激動の平成と令和をパワフルに突き進む姿を描く。主題歌「イルミネーション」をB’z、語りをリリー・フランキーが担当する。

「おむすび」第15週「これがうちの生きる道」振り返り(ネタバレ)

2010(平成22)年春、結と翔也(佐野勇斗)は大阪のアパートで新婚生活を始め、家事を分担しながら共働きし、公私ともに充実した日々を送っていたが、ある日、結は体調が崩して食欲も減退。その後、病院で腎盂腎炎と診断され、同時に妊娠も判明したが、重症妊娠悪阻で脱水症状となっていたため、そのまま1週間ほど入院することになった。

結は栄養士としての知見から、点滴だけでなく食事もとったほうがいいと考えていたが、管理栄養士の西条小百合(藤原紀香)は、腎機能が低下して体の中の電解質のバランスが崩れていることから点滴で正常な状態に戻すのが先決と指摘し、絶食を勧めた。結は半信半疑で指導に従うと、熱は下がり吐き気も軽減され、食べる準備が整った。西条は何気ない会話から、結が喜びそうな食材や調理法を工夫した病院食を提供していた。優しい味に元気づけられた結は、やれる範囲で最善を尽くす、患者の命を支えるのが管理栄養士の仕事と話し、患者にストレスをかけずに寄り添う西条の仕事ぶりに感動。翔也に、子宮のエコー写真を見せながら、生まれてくる子を2人で一緒に守っていこうと話し合った。

平成23年3月、結は第一子となる女児を出産。そこにいるだけで花が咲いたように明るくなるようにとの願いを込めて「花」と名付けた。実家のある商店街の人々に囲まれ、和やかなひと時を過ごすなか、3月11日、東北地方で強い地震が発生。テレビは「震度7が宮城県北部です。震源地は三陸沖、津波に警戒してください」と伝えた。

姉の歩(仲里依紗)は被災の映像を見て呼吸が荒くなり、そばにいた友人の「チャンミカ」こと相原三花(松井玲奈)が肩を抱いて寄り添った。阪神大震災でひとり娘を亡くした靴職人の渡辺孝雄(緒形直人)は真紀(大島美優)のことを思い出した。翔也は会社に宿泊。現地で大きな被害があったという。テレビは被災地の様子を伝えていた。

その晩、遅くに歩が帰宅した。三花の家に泊まるはずだったが、こういうときは大切な人といなと言って帰したという。「正直、しんどい」と話す歩。結もテレビを見てつらい気持ちになるなか、歩は「東北の人たち、不安だろうね。特に今夜」と当時を振り返った。できることはないのか、阪神大震災を経験した自分たちにできることは何か。歩は、結が今することは、花をしっかり育てることで、手助けするのは自分だと言った。しかし何をしていいのかわからなかった。

2週間後、近所に住む佐久間菜摘(田畑志真)と整体院を営む福田康彦(岡嶋秀昭)がボランティアで現地へ。菜摘は自分に何ができるかわからないが、恩返しがしたいと話した。歩は、ボランティアなんて私にはできないともらしたが、愛子は、自分にできることをすればいいと寄り添い、ブログを更新し続けた。

それぞれが自分にできることを模索するなか、産休中の結のもとに、栄養専門学校の同窓生で、栄養士として東京の病院で働く湯上佳純(平祐奈)が訪ねてきた。管理栄養士の先輩と宮城県気仙沼市へボランティアに行っていたという佳純は、現地で合同救護チームに参加。メンバーは訓練を受けた医師や看護師が多く、避難所の食事の状況を確認しようとしても後回しにされ悔しい思いをしたが、目の前の命を救うことで精いっぱいで何も言えなかった。それでも何かやれないかと避難所へ出向くと、粉ミルクを切らせて赤ちゃんが泣きやまず困っている若夫婦に出会った。粉ミルクを探しに物資が備蓄されている倉庫に入ってみると、薬、食料、海外からの救援物資が整理されないまま置かれており、肝心の物資が必要な人の手に届かない状況となっていることに愕然とした。

「おむすび」第74回あらすじ

歩は、自身が提案したカスタムシューズでギャルから「ナベベ」と呼ばれ親しまれるようになった靴職人、渡辺孝雄(緒形直人)が納期を遅らせたいと三花に連絡したと聞いて心配し、店に駆けつける。東北の被災地に靴を送る準備を進める孝雄を歩は手伝おうとするが、「ギャルやったら、ギャルにしかできんことせえ」と言われ、何ができるか考える。

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