6日に放送された昼の帯番組「ぽかぽか」(フジテレビ)に、ベテラン俳優の佐藤B作が出演。女優の泉ピン子と脚本家の橋田寿賀子さんがよく揉めていたという裏話を暴露し、番組を盛り上げた。
この日の「ぽかぽか」には、50年来の仲良しだという俳優の角野卓造も出演。2人が連ドラ「渡る世間は鬼ばかり」(TBS)に出演していたことから、当時の現場の話になった。
このドラマの特徴の1つに「長ゼリフ」があり、佐藤と角野は苦労話を披露。すると、主演を務めた泉もVTR出演し、過酷な撮影を振り返った。泉は「一番しゃべってんのよ私が」「殺伐とした現場です」などと当時を回想。その流れで「ほかの人がNGを出されたら?」とスタッフから振られると、「××したいと思う。当たり前じゃない! また頭から…と思うと」と言いたい放題だった。それで橋田さんとケンカになったと明かし、当時の泉が「あんたがTBSに降りるって言えば、私は(長ゼリフを)覚えなくて済むのに」と言ったのだという。これに橋田さんが「あんたが降りるって言えば私は書かなくて済む」と返したとし、「(お互いに責任を)なすりあってた。早く辞めたかった」とぶっちゃけた。
このVTRを受け、このような場面を見たことがあるのかと聞かれた角野は「私は見たことないですね。とっても仲良くしてらしたと思いますよ」とコメント。これに佐藤が「いやいや、ウワサはさぁ(笑)」と割って入り、「ウワサは聞いてたよ。しょっちゅう揉めてるっていうのは」と暴露した。しかし巻き込まれたくない角野は「俺は聞いたことない」と知らん顔。佐藤は「そんなわけない!」と食い下がり、番組を盛り上げた。