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「錦糸町パラダイス~渋谷から一本~」8月23日OA第7話あらすじ 蒼(岡田将生)が中学生をめぐる2つの事件に隠された闇に迫る

iza(イザ!) 2024年8月21日 16時0分

連続ドラマ「錦糸町パラダイス~渋谷から一本~」(テレビ東京系)の第7話「過去と現在」が23日深夜(0時12分~)に放送される。

俳優、柄本時生と今井隆文のドラマ初プロデュース作品。過去の「汚れ」を掃除する掃除屋の3人と、過去の「過ち」を暴くルポライターが、東京・墨田区錦糸町を舞台にさまざまな人との出会い、出来事を通じ、自らの過去と向き合うなかで、人生で本当に大事なことは何か、生き方の根源や人間の心理について考えさせられる群像劇。

「錦糸町パラダイス~渋谷から一本~」第6話までの振り返り

幼なじみの木ノ本大助(賀来賢人)、今井裕樹(柄本)、奥田一平(落合モトキ)は錦糸町を拠点に、掃除屋「整理整頓」を営んでいる。「裕ちゃん」こと裕樹は9年前、大助が路上に投げてしまったバスケットボールを拾おうとして通りがかりのタクシーにはねられ、下半身不随となる重傷を負って車いす生活に。大助は、裕ちゃんの体が不自由になった責任を感じ、彼の居場所を作るために親から受け継いだ清掃会社の仕事を楽しんで続けていたが、裕ちゃんの体や事故のことについては、友人関係が壊れることを恐れてあえて触れないように気をつけていた。その気持ちは、一平や、恋人の高橋心音(さとうほなみ)も同じだった。

ネットニュースサイト「Kinshi news」を運営しているルポライター、坂田蒼(岡田将生)は、心音が営む喫茶店「デルコッファー」などに出没し、そこで耳にした噂話などをネタに記事を執筆。コロナ禍で中止となっていた音楽フェスが5年ぶりに復活することで盛り上がる錦糸町の街のあちこちに張られたQRコードは、このサイトの記事にリンクしていた。蒼が書いた記事によって錦糸町で働く人々の不祥事が暴かれ、それぞれが倒産や閉店、左遷、出身国への強制送還に追い込まれた。

錦糸町のローカルFM局のラジオでは、パーソナリティーのかおる(光石研)となみえ(濱田マリ)が「責任」にまつわるエピソードを紹介。課せられた責任を果たすべきと力説するかおるに共感した大助だったが、裕ちゃんがつぶやいた「無理して人に責任なんて取ってもらいたくないよ」という一言に動揺した。心音も、裕ちゃんは大助にけがの責任をとってほしいとは思っていないだろうと言及。さらに、裕ちゃんのために家業を継いだことについて、選手としての将来を期待されていたバスケットボールを続けなくていい口実ができてホッとしたのではないかと図星をつかれ、返す言葉を失った。しかし心音はすぐにその発言を後悔して彼との微妙な関係に思い悩み、大助もまた、彼女の言葉が頭から離れなかった。

一方、蒼は、街の歴史を振り返る記事を企画していると説明して駄菓子屋のまっさん(星田英利)から紹介してもらった商店街の会長を訪ねた。

「錦糸町パラダイス~渋谷から一本~」第7話あらすじ

町田麻衣(山下リオ)が保育士として働く幼稚園に、1人の母親(桜一花)が気まずそうに幼い息子を預けに来る。その子の兄は、街のモニュメントを野球のバットで破壊した中学生、谷山(井上涼太)で、白昼堂々行われたその暴挙を収めた動画がネットに拡散していた。麻衣は、その事件について噂する保護者の声を聞かせないように子供を連れて行く。その前を、蒼が橘(板尾創路)の車イスを押しながらいぶかしげに通り過ぎていく。「ボランティアだ」というが、それだけの関係ではなさそうだ。

橘を家まで送り届けた蒼と入れ替わりで現れたのは、2年前から定期的に橘家を清掃している「整理整頓」の3人。仏壇をきれいにしたあとは、いつも橘の娘、美里(太田しずく)の遺影に手を合わせる。10年前、中学生だった美里はイジメを苦に近くの橋から身を投げ、命を絶っていた。清掃作業が進むなか、裕ちゃんは夫婦が今までになく明るいのが気にかかる。

仕事部屋に戻った蒼の机には、調べを進めていた麻衣や美里にまつわる資料などが散乱。その中には破壊犯のレッテルを貼られてしまった谷山の顔写真もある。美里の死とモニュメント破壊、2つの事件に隠された闇が、白日の下に晒されようしていた。

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