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朝ドラ「虎に翼」7月24日第83話あらすじ ひったくり犯を名乗る人物が自首も元木(山時聡真)ら少年7人は何のつながりもなく…

iza(イザ!) 2024年7月23日 8時15分

NHK連続テレビ小説「虎に翼」(総合など)第17週「女の情に蛇が住む?」(第81~85話)の第83話が24日、放送される。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く朝ドラ「虎に翼」。女優の伊藤沙莉が主人公の佐田寅子役を演じる。主題歌「さよーならまたいつか!」を歌うのは、シンガー・ソングライターの米津玄師。語りを「カーネーション」(2011年度後期)で主演を務めた女優の尾野真千子が担当する。

「虎に翼」第17週「女の情に蛇が住む?」振り返り

知り合いの判事、星航一(岡田将生)に案内された喫茶店「ライトハウス」を営んでいたのは、寅子の明律大時代の学友で旧華族令嬢の桜川涼子(桜井ユキ)と、彼女のお付きの玉(羽瀬川なぎ)だった。寅子は14年ぶりの再会を喜び、同窓の山田よね(土居志央梨)や竹原梅子(平岩紙)、崔香淑(ハ・ヨンス)が元気にしていることを伝えた。新憲法で華族制度が廃止されて一般人の身分となった涼子の姿には、生活の苦労がにじんでおり、玉は空襲で負った怪我で歩けなくなり、車椅子に乗っていた。2人はこの場所で、昼は喫茶店、夜は高校生に勉強を教える塾を開いているという。涼子たちの塾には、民事調停で寅子がかかわった三条の大地主、森口(俵木藤汰)の娘、美佐江(片岡凜)の姿もあった。

寅子が帰宅すると、戦前、義姉の猪爪花江(森田望智)の実家で女中をしていた稲(田中真弓)が自宅で待っていた。本庁での仕事を引き受けた寅子の帰りが遅くなることを心配した花江が、故郷に帰っていた稲に家事手伝いを頼んでくれていた。稲は、初対面だった寅子の娘、優未(竹澤咲子)を「お利口さんだ」と褒め、お母さんに似てきっと小学校でも人気者なのだろうと言ったが、優未は友達はいないと否定。あ然とする寅子に、優未は同級生と一緒にいると疲れるし、転居前の登戸の頃もいなかったから平気だと話した。優未が学校で意地悪されているのではないかと心配する寅子に、稲はそっとしておくのがいいと助言。自分は暇を持て余していて寂しいから、何事も1人で抱え込まずに手が足りない時はいつでも呼んでほしいと申し出て、寅子も毎週水曜と多忙な時だけお願いしたいと頼んだ。

ある日、寅子が出勤すると、地元の弁護士、杉田太郎(高橋克実)が庶務課長の主任書記官、深田仁助(遠山俊也)を麻雀にしつこく誘っていた。麻雀のやり方を知らない寅子だったが、親睦になるのではないかと考え、深田の代わりに参加すると言いだしたものの、なぜか歓迎されなかった。一方、寅子から友達を作ってみてはと促されていた優未は、その日の下校途中、同じ方向へ帰る同級生2人に声をかけようか葛藤。そのうち、1人が優未に気づき、「一緒に帰ろう」と誘ってくれた。

そんななか、寅子は新潟地裁で水上守(林裕太)という20歳の青年の暴行事件を担当することになった。被害者は、水上のカバンをひったくって逃げ、追い込まれた路地で暴行されて全治3カ月のケガを負った19歳の少年、元木俊雄(山時聡真)で、彼も市内で頻発する連続ひったくり事件の容疑者として、家裁の少年部で事情を聞かれていた。水上は自分が刑事犯として裁きを受ける一方、元木が少年法で守られていることに不服で、何の違いがあるのかと疑問を投げかけたが、寅子はうまく答えられなかった。

裁判のあと、航一と昼食をとりにいったライトハウスで、寅子はこの事件についての悩みを打ち明けた。すると、傍で聞いていた涼子は、自分やよねに寄り添い、多くの子供や家庭を見てきた寅子だからこそ見極められる真実があるはずだと励ました。

日曜、ライトハウスで涼子が「とっておきのもの」と自慢していた料理を食べに来た寅子。店に入ると航一も来店していたが、彼の目当ては料理ではなく寅子だった。麻雀好きの航一は、寅子が麻雀のルールを覚えるために図書館で借りてきた本を携えていたことを覚えていて、麻雀仲間として誘おうとした。まだやり方もよくわかっていない寅子は、航一の誘いに応じられる段階ではないと丁重に断った。

そんな話をしているとき、玉がさびしそうな顔をしたのを見逃さなかった寅子は、涼子が出かけている間に彼女の心の内を聞き出そうとした。学友たちと同じように玉も大事な友達の1人だと言う寅子に、玉は涼子を自由にしてあげたいので力を貸してほしいと頼んだ。

「虎に翼」第83話あらすじ

寅子のもとに、市内で頻発するひったくり事件の犯人と名乗る人物が自首してきたと、航一から連絡が入る。おかしなことに、元木を含む7人の少年たちは学校も違い、何のつながりもないという。

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