鈴鹿央士と松本穂香がダブル主演を務める月9「嘘解きレトリック」(フジテレビ系)の第6話が11日、放送される。
「別冊花とゆめ」(白泉社)で連載されていた都戸利津さんによる同名漫画を原作に、「ガリレオ」シリーズ(2007年~22年)の監督、プロデューサーがタッグを組んだ話題の月9。昭和初期を舞台に、鋭い観察眼を持つ借金まみれの貧乏探偵、祝左右馬(鈴鹿)とウソを聞き分ける助手、浦部鹿乃子(松本)が「ウソ」と「マコト」が入り交じる難事件に挑む。
「嘘解きレトリック」第6話あらすじ
左右馬の探偵助手となった鹿乃子は、「早く先生の役に立ちたい」と思っていた。そんななか、事務所の大家が鹿乃子に猫探しを依頼。無事に猫を発見するも、家賃をまけてもらえないか、金にならないかと猫を交渉材料として考える左右馬に、鹿乃子はあきれた。
その後2人は、知り合いの令嬢、藤島千代(片山友希)を見つける。「関わると、ロクなことがない」と逃げる左右馬は、鹿乃子と若竹座のお練り(祭礼の行列)に紛れ込んで身を隠す。だが、知り合いに声をかけられた左右馬を千代が発見。左右馬の方に駆け寄ろうとした千代は男とぶつかって倒れてしまう。男は千代にケガがないかを確認するとその場を去り、鹿乃子が千代が落としたカバンなどを拾う。そして、着崩れた千代の着物を着付け直すために事務所へ行くことになった。
着付けを終えた千代は、探偵事務所に興味津々。所内の様子をメモしようとカバンを開けると、見知らぬ手鏡があった。先ほどぶつかった時ではないかと推測する千代は男に手鏡を届けに行こうと言い出す。左右馬は男の当時の装いなどから、左官屋さんではないかとアドバイスし、鹿乃子を千代に同行させる。千代は「少女探偵団結成!」と喜んだ。
早速、左官屋をあたった鹿乃子と千代は、利市(橋本淳)ではないかと教えてもらい、無事に利市に手鏡を返すことができたが、その後、周辺でひったくり事件が発生していることがわかる。「若い男に手鏡を盗まれた」という女性に手鏡の特徴を聞くと、利市が持っている手鏡と一致。鹿乃子と千代は利市をひったくり犯として再捜索する。