俳優の柳楽優弥が主演を務める連続ドラマ「ライオンの隠れ家」（TBS系、金曜後10時）の第1話が11日、放送され、ラストシーンで女優の尾野真千子がサプライズキャストとして登場した。
平穏な日常を過ごしていた小森洸人（柳楽優弥）と、自閉スペクトラム症を持つ美路人（坂東龍汰）の兄弟が、「ライオン」と名乗る謎の男の子（佐藤大空）と出会ったことで「ある事件」に巻き込まれ、生活が一変していく完全オリジナルのヒューマンサスペンス。ほかに齋藤飛鳥、桜井ユキ、柿澤勇人らがキャストに名を連ねる。
尾野はラストシーンで、雨が降りしきる中、橋の上に立っている謎の男の子、ライオンと登場。緊迫した表情でライオンの首元に手をかける衝撃的な展開で第1話が終了した。
尾野が演じる愛生（あおい）は、幼い頃に両親が離婚したあと、母親と暮らしていたが、15歳の時に母親に捨てられ、父親が再婚した先で洸人と美路人の異母姉弟の姉として一緒に暮らすことになる。しかし、思春期で上手く小森家と馴染めなかった愛生はある日、洸人に「じゃあ、あとはよろしく」と残し18歳で家出してから消息は不明だった。
ライオンと愛生はともに橋の上に立っていたが、果たして愛生はライオンの母親なのか。行方不明事件に関係があるのか。そして愛生は、この先どのように洸人らと関わっていくのか。注目の第2話（18日放送）では、洸人がライオンから渡されたスマホに母親と思しき相手から2回目のメッセージが届く。その場所にピンとこない洸人だったが、ふとした瞬間にそこが思い出の場所だと気づく。洸人は美路人とライオンを置いてそこに向かう。
■番組概要
[タイトル] 金曜ドラマ『ライオンの隠れ家』
[放送日時] 毎週金曜よる10:00～10:54