料理研究家、リュウジさんを主人公とした漫画「異世界リュウジ 至高と虚無のバズレシピ旅」が18日から小学館の漫画アプリ「マンガワン」で連載が始まった。19日、リュウジさんが自身のX（旧ツイッター）で反響に触れたことで、いっそう注目を集めている。
持ち前のバズレシピと現代の食材を異世界に持ち込めるチートスキルを武器に冒険するといったストーリー。原作は第5回ポプラ社小説大賞特別賞受賞作家で「お父さんはユーチューバー」「22年目の告白―私が殺人犯です―」などの代表作を持つ浜口倫太郎さんが、作画は「漫画編集者が会社を辞めて田舎暮らしをしたら異世界だった件」の宮澤ひしをさんが担当している。塩や砂糖などの調味料が貴族たちに牛耳られ、美食が制限された、とある世界が舞台。いつもお腹を空かせていたティナと横暴な領主の前に、見慣れぬ風貌の酔っ払い、リュウジが現れるところから物語が始まる。
リュウジさんは「企業案件でも僕は忖度しません。おいしくなかったら、おいしくないとはっきり言う。それができなくなったらお終い。そんな僕が言います、この漫画は面白い」と自信たっぷり。「こういうのがやりたかった。目標は高いほうがいいので、目指せアニメ化！」と目標を掲げた。一方、浜口さんは「リュウジさんが異世界で料理をしたら面白いんじゃないか。そんなふとした思いつきがまさか実現するなんて。リュウジさんのキャラとレシピ、宮澤さんの魅力的な作画と見所満載の漫画です」と、宮澤さんは「リュウジさんのYoutubeを見ながら自炊していたら小学館さんから『漫画描かん？』と突然メールが来て作画を担当させていただく事になりました。自炊も漫画も半人前ですが、どうぞよろしくお願いします！」とコメントを寄せた。
また、リュウジさんは19日、Xを更新。本作について「【ご報告】リュウジ、異世界入りしました」と紹介し、「すでにマンガワンにてアンチコメント1200件ついて大人気です 是非みてください、実際に作れる異世界料理漫画です」と冗談を交えながらアピール。この投稿にファンたちは「すげーーw漫画になってる」「リュウジママ＆虚無おじさん回待ってます」「味の素は出てきますか？」「嫌いな女子が切実w」などと盛り上がりを見せている。