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平岩紙、朝ドラ「虎に翼」梅子さん→フジ水10「新宿野戦病院」はずき“転生”後も受難続く? 捨て台詞は「ごきげんよう!」→「失礼!」

iza(イザ!) 2024年7月25日 9時0分

小池栄子と仲野太賀がダブル主演する連続ドラマ「新宿野戦病院」(フジテレビ系)の第4話が24日、放送され、聖まごころ病院のソーシャルワーカー、高峰はずき(平岩紙)が、米国籍の軍医、ヨウコ・ニシ・フリーマン(小池)と腹違いの姉妹であることが判明した。平岩は、現在オンエア中のNHK連続テレビ小説「虎に翼」にもヒロインの学友、竹原梅子役で出演しており、梅子は亡くなった夫の実家を出て、独身生活を始めたばかり。朝ドラに続き「フジ水10」でも受難のキャラクターを演じていることに、視聴者から同情の声が寄せられた。

「新宿野戦病院」は宮藤官九郎さんによる完全オリジナル脚本の連ドラで、東洋一の歓楽街、東京・歌舞伎町にたたずむ「聖まごころ病院」を舞台に、ホストやキャバ嬢、ホームレス、トー横キッズ、外国人難民などさまざまなバックボーンを持つ“ワケあり”な登場人物たちが交錯する社会の構図を描く。一方の「虎に翼」は、日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語。ヒロインの佐田寅子役を女優の伊藤沙莉が演じている。梅子は、寅子とは明律大の同級生で、3人の息子の母親でもある。弁護士の夫から離婚届を渡されたことで、弁護士になる夢を諦め、三男とともに家を出たがすぐに連れ戻され、倒れてまひが残った夫の世話をずっとさせられてきた。夫が亡くなると、家族は遺産相続で大モメ。溺愛していた三男にも裏切られたことで家を出ることを決心し、大学の同期が代表の「轟法律事務所」で暮らしながら、甘味処「竹もと」で働いている。

この日の放送で、聖まごころ病院に侵入した米国人のマイケル(Jeremy Deschner)と死闘を繰り広げた主人公のヨウコ・ニシ・フリーマン(小池)。その様子を、もう1 人の主人公である美容皮膚科医の高峰享(仲野)が目撃した。ヨウコが危機一髪の状況に、トー横キッズのマユ(伊東蒼)が、享が食べようとしていたペヤングの熱湯をマイケルにかけてヨウコを救出。マイケルは警察に逮捕された。その後、ヨウコは自分が襲われた理由を享に話した。ヨウコには、米国で売人の薬物を奪って燃やした過去があり、それをきっかけに売人から命を狙われるようになり、日本に逃げてきたという。警察の事情聴取を終えたヨウコと享だったが、その目線の先には、かつて享が枕営業をしかけた謎の美容系インフルエンサー、イ・オンナがいた。彼女はヨウコの実母、リツコ・ニシ・フリーマン(余貴美子)で、リツコは同病院の院長、高峰啓介(柄本明)と40年以上も前から知り合いだった。

その後、啓介はリツコを伴って、行きつけのバーに娘のはずきを呼び出し、2人の関係性を告白した。啓介は結婚していたものの、夫婦は子宝に恵まれなかった。そんななか、啓介はリツコと知り合い、そのまま2人は不倫関係になった。やがてリツコは身ごもったが、ちょうどその頃、正妻も妊娠。啓介の父親は、病院の後継ぎとして男児が生まれてくることを望んでいたが、生まれてきたのは女の子(はずき)だった。父親はリツコの子供について「男の子だったら認知して、ウチで引き取ろう」と告げており、子供を取られたくなかったリツコは、そのまま単身で渡米。ヨウコを出産した。

この告白を聞いたはずきは、「だからか。道理でなんか、受け入れがたいと思っていたんだよね、あの女。最初から。勘が働いたんだろうね」と話し、「分かってたんでしょ? 苗字が一緒で岡山弁。知ってたから雇ったんだよね、(日本の医師)免許もないのに!」と激怒。はずきは外科医を志したものの、5浪の末、医大受験を諦めたという過去もあり、異母姉妹のヨウコが米国の軍医であることに嫉妬し、「私がどんな思いであの病院で働いているか、ちょっとは考えてからにしてよね!」と声を荒らげて、その場から去って行った。

「虎に翼」に続き、「新宿野戦病院」でも受難な役柄を演じる平岩に多くの視聴者が反応。SNSには「梅子さん転生しても辛い」「梅子さん、虎に翼だけでなく、新宿でも災難続きだなw」「はずきさんは梅子さんのsideBって感じだな」「前世で弁護士になれなかった梅子さんとかぶるよ…」などの声が並んだ。また、梅子が「ごきげんよう!」という捨て台詞を家族に吐き、この日のはずきが「失礼!」と言って啓介にお金を叩きつけたため、「梅子さんはごきげんよう! はずきさんは失礼!」「梅子さん、朝ドラでもブチ切れ、水10でもブチ切れ。朝ドラでは『ごきげんよう』水10では『失礼!』」などとボケるドラマファンもいた。

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