俳優の藤岡真威人が主演を務める連続ドラマ「ウイングマン」(テレビ東京ほか)の第4話が12日深夜に放送される。
原作漫画の「ウイングマン」は、「電影少女」や「I”s」で知られる漫画家、桂正和さんの連載デビュー作で、1983~85年まで「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された。特撮オタクの高校2年生、広野健太(藤岡)が、悪の手を逃れて異次元世界からやって来た不思議な少女、アオイ(加藤小夏)と出会い、彼女が持っていたドリムノートに、自分が空想したヒーロー「ウイングマン」を描いたことから変身能力を手に入れてしまう物語で、作品生誕40周年を記念して実写ドラマ化される。
「ウイングマン」第3話振り返り(ネタバレ)
父を救うため、ドリムノートを持って異次元世界「ポドリムス」から三次元の世界(地球)へやってきたアオイ(加藤)を追って、異次元世界から悪の帝王リメル(声:大塚明夫)の右腕、キータクラーが攻めてきた。キータクラーの力で健太の同級生らは次々と暴徒化し、乱闘が勃発。アオイは特殊な能力を使って生徒たちを気絶させることで、騒動の鎮静化を図った。
健太はクラスメイトの小川美紅(菊地姫奈)を安全な倉庫に避難させ、「学校が狙われるのは特撮番組だとあるあるだから。なんとなくイメージできた」とヒーロー好きをアピール。その場に美紅を残してアオイのもとへと向かった。そのとき、スマホで校内の様子を撮影していた同級生の布沢久美子(片田陽依)は、トイレに駆け込んだ健太がウイングマンに変身して出てくる姿を撮ってしまった。
キータクラーと戦うアオイにウイングマンも参戦。キータクラーが呼び出した3体の怪人と戦う健太は「ガーダーシルエット」を装着した。それは、健太が事前にノートに書き込んでいた強化フォーム。しかし、3体の怪人が巨大な1体と化したことで健太は苦戦を強いられてしまう。さらにアオイが襲われそうになるが、健太は必殺技「レイバー・ストレイズ」で相手を撃退した。
やがて目を覚ました生徒たちは戦いを目撃していたが、アオイが彼らの記憶を消去。すべては「ヒーローショー」だったと信じ込ませた。そんな様子を新任教師の北倉(宮野真守)が見つめていた。健太は美紅がいる倉庫に戻り「ごめんね。助けに来たのがヒーローじゃなくて」と謝罪。美紅は「ちゃんと来てくれた」と笑顔を見せたが、その記憶もアオイによって消された。アオイが「なんかガッカリしてな~い? 『せっかくヒーローっぽかったのに』って…」とからかうが、すぐに健太に「さっきは守ってくれてありがとう。改めてよろしく」と感謝した。
その後、健太は「ヒーローショー」を教師の松岡(映美くらら)から注意されるが、北倉は「これも彼の個性ですよ」とフォロー。その後、健太と2人きりになると、「知っているよ。君が本気でヒーローになりたいと思っていることを」と告げた。
第4話あらすじ
北倉の助言で、健太はアオイや美紅らと共に「アクション演劇部」を立ち上げることに。特撮大好きな新入部員、森本桃子(上原あまね)を迎え上機嫌な健太だったが、そんななか、アオイがキータクラーにさらわれてしまう。健太はウイングマンに変身し、あらゆる技を駆使して戦うが、キータクラーは「ウイングマンの力を肌で感じたい」と余裕の笑みを浮かべる。
≪番組概要≫
【タイトル】ドラマチューズ!「ウイングマン」
【放送日時】毎週火曜深夜24時30分〜25時00分