女優の川栄李奈が22日に放送されたお昼のバラエティー番組「ぽかぽか」(フジテレビ系)に生出演し、自身がヒロインを務めたNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(2021~22年)のオーディションについて振り返った。
現在、平日の昼に総合で再放送されている「カムカムエヴリバディ」。昭和、平成、令和を通じ、京都、岡山、大阪を舞台に、ラジオ英語講座とともに歩んだ親子3世代の100年間を追い、恋に仕事に不器用ながらも自分らしく生きる姿をリレー形式で描いた朝ドラで、川栄は上白石萌音、深津絵里からバトンを引き継ぎ、3代目ヒロインの大月ひなた役を演じた。
この日の生放送で、川栄は「朝ドラのヒロイン、かなりしんどかったっぽい」という質問に答えた。川栄は〇△×の札から「△」を選んで提示した。
「カムカム」ではヒロインが3人いたため、普段の作品では1人が1年以上かけてヒロインを演じるところを、通常のドラマよりも少し長い程度の3~4カ月で済んだと明かした。朝ドラヒロインの仕事は長丁場で大変な現場だと聞いていたというが、「ちょうどよく、楽しく(撮影を)終われました。最高でした」と振り返った。
川栄は、AKB48時代から朝ドラヒロインのオーディションを受け続けており、6回目の挑戦で大役の座をつかんだ。「とと姉ちゃん」(16年)では友人役で出演し、他の作品でも最終まで残ったこともあったが、なかなか「縁がなかった」という。ちなみに「ぽかぽか」によると、「カムカムエヴリバディ」のヒロイン応募数は歴代2位の3061人(1位は25年放送の「あんぱん」)。川栄は、朝ドラヒロインの最終オーディションは、誰が残っていて、あと何人いるのかもわからない状態で行われると話した。