NHK連続テレビ小説「おむすび」(総合など)第14週「結婚って何なん?」(第66~70回)の第67回が7日、放送される。
平成元年生まれのヒロイン米田結(橋本環奈)が、栄養士として人の心と未来を結んでいく青春グラフィティー。どんなときも自分らしさを大切にする「ギャル魂」を抱き、激動の平成と令和をパワフルに突き進む姿を描く。主題歌「イルミネーション」をB’z、語りをリリー・フランキーが担当する。
「おむすび」第66回振り返り(ネタバレ)
結が福岡・糸島から神戸に帰ってきて愛子(麻生久美子)や歩(仲里依紗)ら家族が迎えたが、一緒に祖父母の永吉(松平健)と佳代(宮崎美子)さらには恋人の四ツ木翔也(佐野勇斗)もついてきた。結は、「翔也と結婚することにしたけん」と言い出し、折り入って2人の結婚について話し合うことに。愛子たちの質問に永吉が答えていくと、聖人(北村有起哉)は怒って結婚に反対。結たちが賛成してくれるのではないかと期待していた愛子も、今のままでは賛成できないと否定的な反応を示した。聖人は、プロ野球選手を目指していたが肩を壊して夢を絶たれた翔也と、アスリートとしての彼を支えるために栄養士になった結が、今後仕事とどう向き合っていくのかといった将来の展望がないことを指摘し、そういうことが説明できるようになったら改めて話を聞くと諭した。2人の話を受け、翔也と結は、明日から結婚に向けていろいろ決めていこうと話した。結が、栃木で暮らす翔也の親にもあいさつしなくてはと言うと、翔也は取り急ぎ自分からメールしておくからあいさつはおいおいでいいと返した。
翌朝、結は佳代と朝食の準備をしながら、鮮度の良さが健康に帰する地産地消のメリットについて会話。職場である星河電器の社員食堂にも生かしたいと考え、仕入れ台帳を確認して低コストの輸入食材が多いことに気づき、同僚の調理師、原口尚弥(萩原利久)に地元の食材に切り替えられないかと相談した。
一方、野球の道を断念した翔也は、所属する星河電器総務部の仕事に本腰を入れ、パソコンの基本操作を覚えて、社員名簿の整理に取り組み始めた。
その頃、結の両親が営む神戸の「ヘアサロンヨネダ」に、翔也の母、幸子(酒井若菜)が訪ねてきて、息子から届いたメールを見せながら、「あの子を婿にするってどういうことですか?」と聖人たちに詰め寄っていた。結は愛子からのメールで幸子の来訪を知り、翔也に伝えると、彼は母親が元レディースだったことを明かして震え上がった。
「おむすび」第67回あらすじ
結と翔也は急ぎ米田家へ向かう。幸子は、翔也が婿になることを結が促したと思い込み、レディース仕込みのけんか口調で迫ってくる。翔也は、結でなく自分が決めたことだと言うが、幸子は信じようとしない。すると今度は、愛子が元ヤンキー仕込みの態度で対抗する。