NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第1週「1925-1939」(第1~5回)の第1回が18日、総合で再放送される。
昭和、平成、令和を通じ、京都、岡山、大阪を舞台に、ラジオ英語講座とともに歩んだ親子3世代の100年間を追い、恋に仕事に不器用ながらも自分らしく生きる姿をリレー形式で描いた伝説の「朝ドラ」。2021年11月から22年4月まで放送された。戦争で家族をなくし、娘を置いて渡米するしかなかった安子(上白石萌音)、そんな親と英語を憎みつつ、ジャズソングに救われ、自分の人生を切り開いたるい(深津絵里)、時代劇の世界に憧れながら、回り道してラジオの英語講座に自分の居場所を見つけるひなた(川栄李奈)という、世代が異なる3人のヒロインがラジオで英語を聴き続けることで、それぞれの夢の扉を開いていく。「語り」を俳優の城田優が務める。
「カムカムエヴリバディ」「1925-1939」第1回あらすじ
日本でラジオ放送が始まった1925(大正14)年3月22日。岡山にある和菓子屋に橘安子が誕生した。実直な父の金太(甲本雅裕)に優しい母の小しず(西田尚美)、厳格な祖父の杵太郎(大和田伸也)、しっかり者な祖母のひさ(鷲尾真知子)、やんちゃな兄の算太(濱田岳)たち家族や職人に囲まれ幸せに暮らしている。あんこの香りに包まれた温かい家庭ですくすくと成長し、安子(網本唯舞葵)は小学3年生になった。