任天堂は6日、公式サイトで経営方針説明会のプレゼンテーション資料を公表。発売を予定しているNintendo Switchの後継機種で現行のSwitchのソフトを遊べることを明らかにして、国内外のゲーマーから喜びの声があがった。
同社は、ニンテンドーDSやWiiといったこれまでのハードではユーザーの購入履歴や遊んだ記録を次世代のプラットフォームに引き継ぐことが難しく、新しいハードが発売されたタイミングで「お客様との関係が一度途切れて」しまうことが課題だったと指摘。現行のSwitch以降のハードではユーザーアカウントシステムの「ニンテンドーアカウント」を軸として、プラットフォームを超えた連携が可能になったという。
さらに、今後の展望としてSwitch後継機種にも言及。現行のSwitch向けソフトのプレイが可能で、有料のオンライン会員サービス「Nintendo Switch Online」も後継機種で継続するとした。ソフトの互換性を含む後継機種の詳しい情報については、後日あらためて公開するという。
また、同社のX（ツイッター）アカウントでも古川俊太郎社長のメッセージとして同様の内容を投稿した。
この“朗報”にゲーマーらは「これは圧倒的感謝…！！」「後方互換があるのは最強すぎる」「後継機で過去機種のソフト遊べるハード 好き」などと喜びを爆発させ、Xのトレンドに「Switch後継機」「後方互換」「DSと3DS」などの関連ワードが入った。
海外でも日本と同じように「予想できたことですが感謝します。Switchのソフト・ライブラリーを1世代限りにするのはあまりに惜しい」「すばらしいニュースだ、ありがとう古川さん」などコメントが相次いだ。一方で「後継機種ではダウンロード版のソフトとパッケージ版の両方を利用できるのか？」と疑問を書き込む人も少なくなかった。