俳優の藤岡真威人が主演を務める連続ドラマ「ウイングマン」(テレビ東京ほか)の第8話が10日深夜に放送され、主人公の広野健太(藤岡)とアオイ(加藤小夏)が急接近する様子にファンはドキドキ。放送終了後にSNSで大きな反響を呼んだ。
特撮オタクで高校2年生の健太が、悪の手を逃れて異次元世界「ポドリムス」からやって来た不思議な少女、アオイと出会い、彼女が持っていたドリムノートに、自分が空想したヒーロー「ウイングマン」を描いたことから変身能力を手に入れてしまう物語。この日の放送で、健太らが通う高校に転校生の斉藤達夫(橘春軌)としてポドリムスからやってきたナァスが、婚約者のアオイを故郷に連れ戻そうとした。アオイは健太に惹かれていたが、彼はクラスメイトの小川美紅(菊地姫奈)と両思い中。さらに健太が自分のことを「相棒」として見ていることを知ったアオイは、ナァスとともに故郷へ帰ることを決意。健太に別れを告げずにいなくなった。さらに、健太を除く周囲の人間からアオイの記憶が完全に消し去られていた。
アオイと過ごした日々を思い出しながら必死に彼女を探し出した健太は、ナァスと故郷に戻ろうとするアオイに「そいつに騙されている!」と忠告。ウイングマンに変身してナァスに攻撃を仕掛けようとした健太をアオイが制止し、2人は刃を交えた。ナァスを庇うアオイに健太は「コイツのこと、そんなに好きなの?」と単刀直入に質問し、健太には関係ないという彼女に「ある!アオイさんがいなくなるのは嫌だ!俺と一緒にいてよ!」と想いをぶちまけた。健太の想いに揺れるアオイの気持ちに気づいたナァスは、本性を現し自分の目的はドリムノートを奪うことだと暴露。そのままアオイに襲い掛かり、彼女のことを身を挺して守ろうとした健太が刺されてしまった。
その後、ナァスはアオイの話はつまらなく、我慢して聞いていたなどと小ばかにし、「僕のプロポーズうれしかったでしょ?2人で抱き合って、キスまでしてさぁ!」と挑発。さらにクズっぷりを見せるナァスの卑怯な戦法に激怒した健太はアオイと連係してドリムノートを奪い返し、必殺技を繰り出してナァスを木っ端みじんに破壊した。息を切らした健太は、心配して自分に歩み寄ってきたアオイを見つめると、彼女を力強く抱きしめた。その翌朝、自宅の洗面所で顔を合わせた健太とアオイの間にはぎこちない空気が流れたが、「2人の距離感が気になるヒーローがいてさ…」などと切り出した健太の手にアオイは自分の手を重ね、固唾をのんで目を閉じた健太にキスしようと顔を近づけた。しかしここで、健太の母、義子(中山忍)が「健太!」と慌てた様子で2階に駆け上がってきたため、2人のキスは“お預け”となった。
急接近した健太とアオイにファンは「うわーーーーん健太から抱きしめた」「健太とアオイさん初々しくてキュンキュン」などと大興奮で、2人のキス未遂にSNSには「惜しい!」「もうちょっとだったのにお母さん!」「9話待ち遠しいじゃねぇかッ!」などと大盛り上がり。全員の記憶から自分の存在を消したアオイが、健太だけには記憶操作をしなかったことに「健太の記憶は消せなかったんだねアオイさん…」「やっぱり覚えておいてほしかったんやろうな」などと感激の声も書き込まれた。
しかし健太には美紅がいることから、微妙な三角関係に多くの視聴者から「ケンタくん…美紅ちゃんどーすんのよ」「今度は美紅ちゃんがかわいそう…ど、どうなるんだろう」「さすがに浮気になると思うんだがどうするんだ健太」「美紅ちゃんと別れる前にアオイさんとキスしようとするのはダメだろケン坊(笑)」「美紅ちゃんにちゃんと説明せずには駄目だろお」「お前美紅ちゃんと言うものがありながらな〜!」などと多くのツッコミが殺到していた。
≪番組概要≫
【タイトル】ドラマチューズ!「ウイングマン」
【放送日時】毎週火曜深夜24時30分〜25時00分