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聖和学園・斎藤佑樹 仙台育英に競り勝ち甲子園へ 18年ぶり“復活”に「胸アツ」と高校野球ファン感激 「斎藤佑樹」トレンド入り

iza(イザ!) 2024年7月23日 14時16分

第106回全国高校野球選手権宮城大会の決勝が23日行われ、聖和学園高が一昨年優勝の仙台育英高を破って、初の甲子園出場を決めた。この試合、聖和学園の先発は斎藤佑樹投手。2006年夏の甲子園の優勝投手、斎藤佑樹さんと同姓同名の投手が甲子園のマウンドに立つことが決まり、X(旧ツイッター)では「斎藤佑樹」というワードがトレンド入りした。

この日、決勝のマウンドに上がった斎藤。強豪仙台育英打線を相手に6回2/3を6安打2三振4失点。粘りの投球をみせ、3点リードでマウンドを千葉桜太投手に譲った。その後、両チームとも1点ずつを奪ったが、最後は8-5で勝利。春夏通じて初の甲子園出場を果たした。

斎藤佑樹さんといえば、06年夏、早稲田実業(東京)のエースとして甲子園に出場。ポケットから取り出した青いハンカチで顔の汗をぬぐいながら投げ抜く姿に世間の注目が集まり、「ハンカチ王子」のニックネームとともに話題になった。決勝ではプロ注目の好投手、田中将大(現・プロ野球楽天)を擁する駒大苫小牧高(北海道)と死闘を繰り広げ、延長15回でも決着がつかずに引き分け再試合となった。翌日の再試合も志願して先発マウンドに上がった斎藤さんは、最後は田中から三振を奪い、同校に初の甲子園優勝をもたらした。

田中との死闘から18年。再び同姓同名の「斎藤佑樹」が甲子園の土を踏むと知った高校野球ファンは大興奮。SNSには「斎藤佑樹が甲子園のマウンドに戻ってくる」「また甲子園に斎藤佑樹が出ると聞くと胸アツ」「18年の時を経て聖地に帰ってくる」と大盛り上がり。また「高校3年ということはあの時生まれたのか」「感慨深いな」「きっと名前の由来は…」とコメントする人や「甲子園で斎藤佑樹が斎藤佑樹にインタビューして欲しい」と期待する人もいた。


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