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反町隆史、年下スタッフの指示に「素直に何でも聞こうかなと(笑)」 フジで9年ぶり“火9″枠復活、刑事ドラマ「オクラ」で“相棒”杉野遥亮と初共演

iza(イザ!) 2024年9月12日 12時0分

フジテレビの“火9″ドラマ枠が「ゴーストライター」(2015年)以来、約9年ぶりに復活する(カンテレ制作では3年前まで放送あり)。その第1弾となるのが刑事ドラマ「オクラ~迷宮入り事件捜査~」で、俳優の反町隆史と杉野遥亮がダブル主演を務める。反町は「ワンダフルライフ」(2004年)以来、約20年ぶりの同局制作連ドラ主演。杉野は「マウンテンドクター」から2クール連続で同局系連ドラ主演を果たす。人情味あふれる「昭和刑事」飛鷹千寿(反町)と、クールでタイパ重視の省エネな「令和刑事」不破利己(杉野)が、長期に渡って未解決となっている実質“オクラ”(お蔵入り)状態の事件に挑む連ドラ。クランクイン前の2人が本作への意気込みなどを語った。

――クランクイン直前の今の心境、意気込みをお願いします

反町「前回は(カンテレ制作・フジテレビ系放送の)『GTO』をやりましたが、フジテレビは久々です。先生と刑事という役をずっとやり続けようかなと思っています。今後は、先生と刑事だけでいいかなと(笑)」

杉野「緊張します。どういうふうになるんだろうなと思いますし、初めてのことも多いので。楽しみな面もありますが、今はまだ緊張しています。反町さんとは(対面したのが)2回目で、ドキドキします」

――「こういうバディにしていきたい」と考えていることがあれば教えてください

反町「世代が違う2人の刑事が迷宮入りの事件を解決していくという話で、どこか面白おかしく、時には真剣に事件に向き合っていくという姿を、視聴者にいい形で届けたいと思っています」

杉野「僕が演じる利己という役が、結構クールに見られると思うんですよ。でも自分のこだわりがあるとか、その行き着いた先が見える感じだったらいいのかなと、自分の役に対しては思っています」

――脚本を読んだ率直な感想を教えてください

反町「意外とスピード感のある本だなというのが第一印象でありました。割とテンポが早いのですが、刑事ドラマならではの事件のシーンなど、いろいろな部分を大切に演じていきたいです」

杉野「刑事ドラマへの出演が初めてで、自分がどういうふうにやっていったらいいのかなという緊張はまだあります。でもそのなかでも、このシーンでこういうふうに演じたいなという想像が膨らむ台本だったので、そこは楽しみです」

――今回の撮影を通して、杉野さんがどんなことを学んでいきたいか、反町さんは杉野さんのどんなところに期待していますか?

杉野「初めてお会いしたときから、経験されてきたことなどが内面からにじみ出てるようにお見受けしました。ここから3カ月間ずっとご一緒するなかで、終わった時に『こういうことを学んだな』『こうなれるとすてきだな』と思えるようにしたいです。最初にお話しさせてもらった際に、まず刑事ドラマのセリフのことを伺いました。反町さんからたくさん学ぶことで、役者として成長できるはずなので、すごく楽しみです」

反町「僕もそうですが、杉野くんの役も振り幅の多い役なので、そこの化学反応がいい形で表れればいいかなと思います。また、刑事ドラマはセリフが独特なところもあるので、お互いに助け合いながら楽しんでいきたいです」

――反町さんは20年ぶりにフジ制作連ドラで主演を務められます。20年前と比べてどうでしょうか?

反町「僕たちがやってた頃って、亀山(千広)さんだったり、大多(亮)さんとか、フジテレビのドラマを作ってきた方々がいたじゃないですか。この間、GTOを春に放送した時にお会いしたんですが、一周回って、二周回って、三周回っているこの感じが、不思議な感じでした(笑)。

今回の監督もプロデューサーもそうですし、意外とみんな僕より下だったりもするので、とっつきにくい、うるさい親父にならなきゃいいかなって。言われたことを素直に、『はい』と何でも聞こうかなとは思っております(笑)。僕は火曜10時の関西テレビの枠でGTOをやらせていただきましたが、火曜9時といえば当時は金城武さん(『神様、もう少しだけ』)で、久々にこの枠が復活するということなのでそこも楽しみにしています」

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