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朝ドラ「おむすび」12月27日第65回【あらすじ】「永吉といるだけで幸せ」佳代(宮崎美子)の言葉に結(橋本環奈)翔也(佐野勇斗)思い出す

iza(イザ!) 2024年12月26日 8時15分

NHK連続テレビ小説「おむすび」(総合など)第13週「幸せって何なん?」(第61~65回)の第65回が27日、放送される。

平成元年生まれのヒロイン米田結(橋本環奈)が、栄養士として人の心と未来を結んでいく青春グラフィティー。どんなときも自分らしさを大切にする「ギャル魂」を抱き、激動の平成と令和をパワフルに突き進む姿を描く。主題歌「イルミネーション」をB’z、語りをリリー・フランキーが担当する。

「おむすび」第13週「幸せって何なん?」振り返り(ネタバレ)

社会人野球の星河電器でエースとして活躍した結の恋人、四ツ木翔也(佐野勇斗)が肩を壊し、夢だったプロ入りが絶望的になった。翔也は今後について話し合うため、栃木県へ帰郷。翔也から連絡がないまま、2週間が経過するなか、結は、職場の社員食堂で責任者を務める立川周作(三宅弘城)から、栄養士の観点で献立を作ってレシピを見直してほしいと頼まれた。同僚の原口尚弥(萩原利久)は結の頑張りがやっと評価されたと喜んだ。

2週間後、結と翔也が久しぶりに対面。精密検査の結果はかなりの重症で、野球部に退部届を出したという翔也は結に別れを切り出し、プロ選手になって結を幸せにしてやるつもりだったが、もうその願いは叶わなくなったと吐露した。結も「わかった。じゃあ別れよ。さよなら」と返し、帰宅後、両親に別れたことを伝えた。野球ができなくなった翔也は、総務課でフルタイム勤務を始めたが、有名人の翔也のケガは新聞でも報道され、街中でも心配されるようになり、「別の人間になりたい」と考えるまで追い込まれていった。

休日、結は近所の友人、佐久間菜摘(田畑志真)と大阪に出かけ、姉の友人、相原三花(松井玲奈)が営む古着屋で金髪&ギャル男ファッションの翔也と出会う。別の人間になりたかったという翔也の言葉にブチ切れた結は「ギャル、なめんな」と吐き捨てて店を出た。その後、菜摘の気遣いで結は合コンに誘われるが、相手の一言で自分が栄養士を目指すようになったキッカケを考えるようになり、「うちが栄養士になったんは、大好きな人を助けるため。うち…これからどうしたらいいっちゃろ」とますます悩むようになる。

今の翔也のために何ができるんだろうと悩んでいる結に、姉の歩(仲里依紗)が声をかけた。古着バイヤーをしている歩は米ハワイ帰りで、いきなり泣きながら抱きつく結に困惑。帰宅後、母の愛子(麻生久美子)から翔也との事情を聞き、結が泣いた理由を理解した。

仕事から久しぶりに帰国した歩は、以前中古靴をギャル好みのデザインにカスタムする仕事を依頼した靴職人、渡辺孝雄(緒形直人)の店を訪れた。孝雄はギャルたちから「ナベベ」と呼ばれるなど、ギャルたちの対応に大忙し。カスタム靴は売れに売れていた。その後、歩は孝雄と2人で、親友だった彼の一人娘、真紀(大島美優)の墓参りへ行った。そこで孝雄はギャルの「熱さ」を熱弁。真紀の死にとらわれていた頃とは別人のように生き生きとしており、「毎日、ギャルたちから元気もろうとうわ」と笑顔を見せた。

一方、相変わらず元気がない結は家族に背中を押され、祖父母が住む福岡・糸島へ。孫の突然の帰省を永吉(松平健)と佳代(宮崎美子)は大歓迎した。黙々と出荷作業に向き合う2人に、結はなぜ帰省したのかを聞かないのかと切り出すが、永吉は実家に帰ってくるのに理由なんかないと言った。

その頃、翔也は街中でギャルから逆ナンパされ、クラブのような場所に連れていかれた。すると、他のギャルたちがぞろぞろと来店。その中に三花と歩の姿もあった。歩は翔也に「ギャルになりたいんだって?」と話しかけ、ギャルの哲学のようなものを教えた。ギャルたちは結が怒った理由に納得していて、歩は、ギャルは自分を偽るためではなく、みんな好きでやっていると胸を張った。そして、どうせギャルやるなら格好ではなく「ギャル魂」をマネしろと助言。自分も明るい未来のことなど考えられない時期があったが、ギャルになって救われたことを教えた。過去や未来を考えて苦しむのではなく、今を楽しむ。大好きな人と今この瞬間を楽しんだら未来は変わるかもしれないと言い、「だってあんた生きてんだから」と伝えた。

糸島も様変わりしており、結の幼なじみ、古賀陽太(菅生新樹)はIT会社を辞めて高校時代の同窓生、宮崎恵美(中村守里)との交際をスタート。牡蠣の養殖業に取り組んでいた。糸島の海で育った牡蠣をたくさんの人に食べてもらい、故郷をもっと元気にするのがこれからの自分の夢だと語る陽太は晴れ晴れとした笑顔を見せた。

その晩、結は永吉、佳代とともに地元のスナック「ひみこ」へ。ママのひみこ(池端慎之介)は、幼少期から知る結が、永吉と酒を飲む姿に感慨深げで、秋には牡蠣小屋ができて他県からも観光客がたくさん来ると土地の近況を伝えた。永吉も糸島はこれからもっと盛り上がるから、戻ってこないかと結に声をかけ、十八番の「君といつまでも」を熱唱。ひみこによると、永吉は佳代への愛情を伝えるためにいつもこの楽曲を歌っているという。結は佳代に永吉のどこが好きかと尋ねた。佳代は照れながら、一緒にいるだけで毎日が幸せなのだと語った。

「おむすび」第65回あらすじ

結は、佳代の永吉への思いを聞いて翔也のことを思い出す。それから米田家の台所に立ち、夕飯に豚肉と玉ねぎのニンニク炒めを作るが、その最中にも、脳裏には翔也と最初に出会った時からこれまでに至るさまざまな思い出が駆け巡っていく。

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