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朝ドラ「虎に翼」9月10日第117話あらすじ 梅子(平岩紙)たちの店「笹竹」で桂場(松山ケンイチ)の祝賀会 安田講堂事件で薫(池田朱那)が逮捕される

iza(イザ!) 2024年9月9日 8時15分

NHK連続テレビ小説「虎に翼」(総合など)第24週「女三人あれば身代が潰れる?」(第116~120話)の第117話が10日、放送される。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く朝ドラ「虎に翼」。女優の伊藤沙莉が主人公の佐田寅子役を演じる。主題歌「さよーならまたいつか!」を歌うのは、シンガー・ソングライターの米津玄師。語りを「カーネーション」(2011年度後期)で主演を務めた女優の尾野真千子が担当する。

「虎に翼」第116話振り返り

昭和38(1963)年12月、8年に及ぶ「原爆裁判」は、国側の勝訴で終わった。寅子の学友、山田よね(土居志央梨)と轟太一(戸塚純貴)は岩居(趙珉和)とともに原爆被害者救済弁護団の結成を決意した。よねらの事務所を訪ね、頭を下げた寅子はよねから「黙って飲め」とコップ酒を差し出され、涙ぐみながら飲み干した。被爆者を救えなかったのではないかと心残りがある寅子だったが、夫の航一(岡田将生)から「上げた声は、判例は決して消えない」と声をかけられ、苦しいことは分け合おうと誓った。そして認知症が進行していた義母の百合(余貴美子)は2年後、家族に見守られながら、亡くなった。

昭和43年、寅子は、ガンの手術を終え、自宅で治療に専念している家庭裁判所設立に尽力した元上司、多岐川幸四郎(滝藤賢一)の見舞いに訪れた。そこで夫の汐見圭(平埜生成)とともに多岐川と同居する崔香淑(ハ・ヨンス)の娘、薫(池田朱那)が、香子という日本名を名乗ってきた母が朝鮮人という出自を伏せてきたことを多岐川の入院中に初めて聞かされてショックを受け、両親の考え方に反発していていることを知った。

昭和44年正月。ここ数年は、寅子が暮らす星家に実家の猪爪家の面々がやってきて、ともににぎやかな新年を祝っていた。子供たちは、それぞれ法律家やミュージシャン、研究者など自分で選んだ道を進み、結婚して子供をもうけた者もおり、2家族3世代が一堂に会するこの時間が、寅子にとってはたまらなく愛おしかった。

寅子は、東京家庭裁判所少年部部長に就任していた。第5代最高裁判所長官には、厳しくも愛情深く寅子を導いてきた桂場等一郎(松山ケンイチ)が就任。テレビのニュースで放送されたあいさつで、「激流の中に毅然と立つ巌のような姿勢で、裁判の独立を脅かすものに立ち向かい、国民の信頼を仰がなければならない」と熱弁をふるった。

「虎に翼」第117話あらすじ

昭和44年1月、桂場が最高裁長官に就任。その祝賀会が梅子(平岩紙)と道男(和田庵)の店「笹竹」で盛大に開かれる。

そんななか、戦後生まれの学生たちが中心となった運動が激化し、東大で安田講堂事件が発生し、薫が逮捕されてしまう。

寅子はよねから呼び出される。

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