女優の松本若菜が主演を務める連続ドラマ「西園寺さんは家事をしない」（TBS系）の第6話が13日、放送され、SixTONES・松村北斗演じる楠見俊直が、西園寺さん（松本）に対する「恋愛感情」を否定したシーンにモヤモヤするファンが続出した。
「ホタルノヒカリ」などを手掛けたひうらさとるさんが「BE・LOVE」（講談社）で連載中の同名コミックが原作のラブコメディー。徹底して家事をしない主人公の西園寺さんこと、西園寺一妃と、年下の訳ありシングルファーザーの楠見とその娘、ルカ（倉田瑛茉）の風変わりな同居生活を描く。
楠見のしぐさと表情が話題に
仕事の協業相手で、人気料理系YouTuberの横井和人（津田健次郎）から「今なら守ってあげられる」と告白のような言葉を投げかけられ、さらには楠見まで「それは僕もです！」と参戦するなど、まるで三角関係の修羅場のような状況になってしまったことに西園寺さんは動揺していた。この日の放送で楠見は、西園寺さんがマッチングアプリを利用している理由について「楠見くんのことを好きになったら『偽家族』を続けられないと思ったから」と説明したことの意味を質問。逆に西園寺さんから「それは僕もです！」との発言の真意を問われ、ルカを何かから守ろうとするように「衝動的に動いたもの」だと説明し、自身にとって西園寺さんは家族のように大切な存在であり、それが「家族愛」だと考えていると述べた。
その後、横井からデートに誘われ、ドレス選びに迷う西園寺さんの姿を見てしまった楠見は、ルカを抱っこして急いで部屋を出ると、何かを考えこむようにしばらくその場に立ち尽くした。その晩、なかなか帰ってこない西園寺さんのことを気にするように、時計をちらっと確認する楠見。その後、薄暗い部屋でルカを寝かしつけ、ベッドに横臥したまま、亡き妻が写る3人での家族写真をじっと見つめた。
翌日、楠見は「偽家族」が好きだと断ったうえで、西園寺さんが本物の家族を手に入れることができるよう、ルカと家を出て行くと主張。しかし西園寺さんはこれを受け入れず、横井から告白されたことを明かし、その申し出を前向きに考えていると伝えた。この言葉にショックを受けたかのように固まり、西園寺さんからゆっくりと目を逸らす楠見。偽家族も、横井と向き合うことも諦めたくないという西園寺さんは、横井の理解を得ながら偽家族を継続したいと訴えた。楠見は反対したが、結局、自分たちの生活ぶりを一度見てもらうことを決め、横井を自宅に招待した。
風変わりな生活を目にした横井は困惑したが、やがて事情を聞いて彼らの考え方に理解を示し、念のため、「2人の間に恋愛感情はないか？」と確認。これに西園寺さんと楠見は「はい」「間違いないです」と即答した。偽家族を単なる詭弁だと思い込んでいた横井は、自分の浅はかな考えを詫び、楠見を「お辛かったですね。西園寺さんに会えて本当に良かった」と気遣った。そして、横井が「偽家族」という家族形態を前向きに受け入れられているかどうか、西園寺さんにしっかり見極めてもらったうえで、告白への返事をしてほしいと提案。それまでは西園寺さんの「仮彼氏」でいたいと伝えた。
楠見は西園寺さんのことが好き？ SNSに考察多数
この日、楠見が見せた意味深な言動の数々に視聴者は「ねぇ！楠見くん、本当に恋愛感情ないの？」「家族愛じゃなくて恋愛感情じゃないの？」「横井さんに告白されたことを知って目が泳ぐ楠見くん」「めっちゃ妬いてるじゃん、恋愛感情ありありじゃん」「もやもやしてる楠見くん最高」などの声が続々。妻を1年前に亡くしたばかりで、愛娘のルカが西園寺さんに「パパのこと好きにならないで」と訴えていたことから、「ママ大好きルカちゃんの為に蓋をしてない？」「自分に必死に言い聞かせて、感情を抱かないようにしているように見えるけどな…」「自分の気持ちを抑えてる感じがツライ」「揺れる感情を理論的に考える必要があるんだろうな」といった意見も寄せられた。
また、これまで楠見に対してほのかな恋心を抱いていることを友人らに認めていた西園寺さんにも、「本当は楠見くんのことが気になって、無理して横井さんに気持ちを向けようとしてるんじゃないの！？」「西園寺さん…（恋愛感情ではないと）ハッキリ言ってるけどそれでいいのかい？」「恋愛感情あるけど押し殺してる だよね？」といったコメントが多数書き込まれていた。
■番組概要
［タイトル］火曜ドラマ『西園寺さんは家事をしない』
［放送日時］毎週火曜よる10：00～10：57