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朝ドラ「虎に翼」美佐江!? 片岡凜演じる「謎の女性」並木美雪にネット騒然「恐怖がフラッシュバック」「娘?」

iza(イザ!) 2024年9月18日 8時15分

NHK連続テレビ小説「虎に翼」の第123話が18日、放送され、女優の片岡凜演じる“謎の女性”並木美雪が登場。ヒロインが新潟・三条で出会った女子高生、森口美佐江を思わせる風貌に、視聴者から大きな反響が寄せられた。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く朝ドラ「虎に翼」。女優の伊藤沙莉が主人公で東京家庭裁判所少年部部長の佐田寅子を演じている。ドラマは現在、第25週「女の知恵は後へまわる?」(第121~125話)が放送されており、この日の放送で、元明律大女子部の一同らが久しぶりに寅子の家で顔を合わせた。元華族の桜川涼子(桜井ユキ)は司法試験に挑戦しており、久しぶりに顔を合わせた同期たちは学生時代を懐かしく思い出した。また寅子の実弟、猪爪直明(三山凌輝)一家が近所に引っ越すことになり、猪爪家ではささやかなお祝いの会が開かれた。そして、寅子が東京家裁の廊下で謎の少女、美雪と出会った。美雪は「…佐田先生?」と話しかけ、寅子に接近。その姿に新潟でのこのとを思い出した寅子は「…美佐江、さん!?」と困惑した。なぜ自分の名前を知っているのかと寅子が尋ねると、音羽から「美雪」と呼ばれたその少女は、寅子が有名な裁判官だからと答え、年配の女性(辻沢杏子)に連れられて帰っていった。寅子は反射的に音羽の袖をまくり、赤い腕飾りがないことを確かめた。

寅子が口にした「美佐江」とは、彼女が新潟地家裁三条支部に勤務していたころに知り合った大地主の娘。当時、東京の大学で法律を学ぶことを目指していて、成績優秀で礼儀正しい美佐江は、女性法曹のパイオニアとして有名だった寅子に憧れを抱いていた。その頃、街ではひったくり事件が頻発しており、自分が犯人だと名乗り出た中高生たちはみな赤い腕飾りを持っていた。それが、美佐江が「先生は私の特別です」と言って寅子にプレゼントしたものとよく似ていたため、ひったくり事件に美佐江がかかわっているのではないかと疑念を持った寅子が問いただしたところ、美佐江は自分が贈った腕飾りを引きちぎり、質問に答えずその場を後にした。また美佐江は率先してほかの生徒たちに勉強を教える一方、窃盗や売春、殺人がなぜいけないことなのかわからないなどと寅子に問いかけたこともあり、その言動のギャップが視聴者の間で「まるでサスペンス」「サスペンス美佐江」などと騒がれた。美佐江はその後、東大に合格し上京。以降の様子は描かれておらず、物語の時代はそこから20年弱進んでいる。

この日、美佐江にそっくりな美雪の登場に視聴者が大興奮。SNSが朝から「恐怖がフラッシュバック」「え、美佐江、誰?」などと盛り上がった。また美佐江似の少女は、13日に放送された第25週の予告で登場していたこともあり、視聴者の間では彼女がいったい誰なのかが話題になっていた。この日のオープニングで「並木美雪/森口美佐江(回想)片岡凜」という表記があったため、「美佐江ちゃんではない?」「美佐江の子なの」「美佐江と瓜二つの娘か?」などのコメントもあった。

一方、美雪が持っていた手帳から赤い栞のようなものが出ており、それに気づいた人からは「挟まっていた赤いものは何?」というポストも寄せられた。


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