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朝ドラ「虎に翼」6月28日第65話あらすじ 茨田りつこ(菊地凛子)「愛のコンサート」出演で一安心の寅子(伊藤沙莉)、花江(森田望智)は梅子(平岩紙)に秘密を告白

iza(イザ!) 2024年6月27日 8時15分

NHK連続テレビ小説「虎に翼」(総合など)第13週「女房は掃きだめから拾え?」(第61~65話)の第65話が28日、放送される。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く朝ドラ「虎に翼」。女優の伊藤沙莉が主人公の佐田寅子役を演じる。主題歌「さよーならまたいつか!」を歌うのは、シンガー・ソングライターの米津玄師。語りを「カーネーション」(2011年度後期)で主演を務めた女優の尾野真千子が担当する。

「虎に翼」第13週「女房は掃きだめから拾え?」振り返り

人手不足で「特例判事補」となり輪をかけて多忙を極める寅子。そんななか、最高裁判所家庭局長の多岐川幸四郎(滝藤賢一)が、家裁の活動を宣伝する「愛のコンサート」を開催すると言い出し、出演する歌手の交渉担当に寅子を指名した。

ある日、寅子は、家裁で明律大の学友、大庭梅子(平岩紙)の一家の遺産相続案件を担当することになった。弁護士だった夫の徹男(飯田基祐)が亡くなり、長年その妾だった元山すみれ(武田梨奈)が、全財産を自分に相続させると書かれた遺言書を託されていると主張していたため、手続きを経て、分配の内容を協議する必要があった。梅子と思わぬ再会を喜び合った寅子は、その足で梅子を学友の轟太一(戸塚純貴)と山田よね(土居志央梨)が共同で営む弁護士事務所へ案内。梅子は徹男から離縁を言い渡されて幼い三男の光三郎を連れて一度家を出たもののすぐに連れ戻され、夫が倒れたことも重なって離婚を撤回されていた。その後、光三郎のそばにいていいという条件で、10年以上も夫の介護を続けていた。

梅子の依頼を受けた轟とよねが遺言に書かれた証人を調べると、住所は別人のものと判明。その事実を伝えられたすみれは、開き直って偽造を白状し、話し合いの場から追い出された。しかし、遺産を独り占めしたい長男の徹太(見津賢)は妻の静子(於保佐代子)とともに祖母、常(鷲尾真知子)の世話をする手間賃として全額の相続を要求。常も当初は同意したが、静子を毛嫌いする気持ちから光三郎(本田響矢)と梅子に面倒を見てもらいたいと前言を翻した。光三郎はこれを承諾し、その代わりとして、梅子に意地悪しないことと命令しないことを常に約束させた。

そんななか、寅子は、多岐川の命令で、代議士の立花幸恵(伊勢志摩)とともにラジオ番組に出演し、家庭裁判所で女性が自らの幸せをつかみ取る手伝いをしたいと意気込みを語った。そのメッセージは彼女の家族や学友たちの耳にも届き、それぞれが自分のこととして感慨深く受け止めた。ラジオのおかげで家庭裁判所の存在は広く知られるようになり、戦災孤児の委託先交渉がしやすくなった。

そんな矢先、寅子は上野の路地裏で抱き合う光三郎とすみれを目撃。早速轟とよねが同席のもと、大庭家の家族会議が開かれ、すみれが裏で光三郎を抱き込み、駆け落ちしようとしていたことが発覚。亡くなった夫の妾と息子を引き離そうとする梅子だったが、光三郎は「彼女はこうやってしか生きてこれなかったんだ」とすみれをかばい、「好きなんだ。僕が彼女を幸せにしたいんだ」と秘めていた本音をぶちまけた。クスクスと嘲笑うすみれに激怒する常、光三郎ともめる徹太…。大庭家が崩壊する修羅場のなか、突然、梅子の高笑いが響いた。「もうダメ。降参」。ぼう然とする家族を前に、梅子は遺産も嫁としての立場も、母親としての務めもすべて放棄してここから出ていくと宣言した。そして、あわてて止めようとする姑や長男に向かって「直系血族及び同居の親族は、互に扶け合わなければならない」と民法第730条の条文を突きつけ、「お義母さまのことは兄弟で話し合いなさい。きちんと育ててあげられなくてごめんね。でもお互い誰かのせいにしないで、自分の人生を生きていきましょう…ごきげんよう!」と言い残して颯爽とその場を後にした。

その頃、寅子はラジオ局で、最高裁秘書課長の久藤頼安(沢村一樹)から、大物歌手、茨田りつ子(菊地凛子)を紹介されていた。久藤とりつ子は旧知の間柄のようで、軽口をたたき合いながら、りつ子の「愛のコンサート」出演があっさり決定。家裁のポスターのモデルも快く引き受けてくれた。

裁判官と相続問題の関係者という間柄から解放された寅子と梅子は、学生時代に足繁く通った甘味処で戦後営業を再開した「竹もと」に集合。寅子に同行してきた義姉、猪爪花江(森田望智)も交え、3人で懐かしい味に舌鼓を打った。梅子は、轟とよねの事務所に居候していた。梅子が大庭家を出た途端、3人の息子は考えを改め、遺産を3等分して相続することで合意。梅子が当初望んだ結論に落ち着いた。梅子が家族会議で引用した民法第730条の話題になると、3人はそれぞれの忌憚ない思いを吐露して法律談義で盛り上がった。

「虎に翼」第65話あらすじ

「愛のコンサート」に出演する歌手が決まり、一安心の寅子。花江は梅子にある秘密を告白する。梅子の言葉から、これまで1人で頑張り過ぎていたと考えた花江は義弟の直明(三山凌輝)や子供たちに手抜きをさせてほしいと提案する。

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