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朝ドラ「虎に翼」9月11日第118話あらすじ のどか(尾碕真花)結婚? 朋一(井上祐貴)が航一(岡田将生)と寅子(伊藤沙莉)に報告

iza(イザ!) 2024年9月10日 8時15分

NHK連続テレビ小説「虎に翼」(総合など)第24週「女三人あれば身代が潰れる?」(第116~120話)の第118話が10日、放送される。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く朝ドラ「虎に翼」。女優の伊藤沙莉が主人公の佐田寅子役を演じる。主題歌「さよーならまたいつか!」を歌うのは、シンガー・ソングライターの米津玄師。語りを「カーネーション」(2011年度後期)で主演を務めた女優の尾野真千子が担当する。

「虎に翼」第24週「女三人あれば身代が潰れる?」振り返り

昭和38(1963)年12月、8年に及ぶ「原爆裁判」は、国側の勝訴で終わった。弁護士の山田よね(土居志央梨)と轟太一(戸塚純貴)は岩居(趙珉和)とともに原爆被害者救済弁護団の結成を決意。3人がいる事務所を訪ね、頭を下げた寅子はよねから「黙って飲め」とコップ酒を差し出され、涙ぐみながら飲み干した。被爆者を救えなかったのではないかという心残りがある寅子に、夫の星航一(岡田将生)は「上げた声は、判例は決して消えない」と声をかけ、苦しいことは分け合おうと誓った。その2年後、認知症が進行していた義母の百合(余貴美子)が家族に見守られながら、この世を去った。

昭和43年、寅子は、かつての上司、多岐川幸四郎(滝藤賢一)を見舞った。多岐川はガンの手術を終え、自宅で治療に専念していた。多岐川家には、最高裁事務総局事務次長になった寅子のかつての上司、汐見圭(平埜生成)の家族が居候していて、娘の薫(池田朱那)が、母(崔香淑=ハ・ヨンス)が朝鮮人という出自を伏せて「香子」という日本名を名乗ってきたことを初めて知りショックを受け、両親の考え方に反発していていた。

昭和44年1月、寅子は、東京家庭裁判所少年部部長に就任。第5代最高裁判所長官には、厳しくも愛情深く寅子を導いてきた桂場等一郎(松山ケンイチ)が就いた。テレビのニュースで放送されたあいさつで、桂場は「裁判官は、激流の中に毅然と立つ巌のような姿勢で、裁判の独立を脅かすものに立ち向かい、国民の信頼を仰がなければならない」と熱弁をふるった。すしと和菓子が楽しめる「笹竹」で桂場と会った多岐川は「この国を、司法を頼むぞ」と激励した。

この頃、戦後生まれの学生たちによる学生運動が激化。大学改革を訴えて東大の安田講堂を占拠する事件が発生した。機動隊が出動して半年に及んだ籠城は強制的に解除されたが、逮捕された若者の中に薫がいた。汐見と香淑は、薫の弁護をよねと轟に依頼したが、弁護士資格を取得していた香淑が自分で弁護したいと言い出して押し問答に。困ったよねは寅子を呼び出して「おまえがなんとかしろ」とムチャぶりするも、結論は持ち越しとなった。

山田轟法律事務所には、ある殺人事件の被告で保釈された斧ヶ岳美位子(石橋菜津美)が手伝いとして居候しており、香淑たちが帰った後、寅子は、美位子の弁護を引き受けたよねから事件のいきさつについて説明を受けた。美位子は母親の寛子(宮田早苗)が家を出て以来、長年に渡り父親から夫婦同然に暮らすことを強いられて2人も子供を出産していた。仕事先でできた恋人と結婚しようとした娘に父は逆上。監禁して暴力をふるい、耐えられなくなった彼女はその苦境から逃れるために父を殺した。よねたちは尊属殺人罪を憲法違反と主張し、殺人罪を適用したうえで、正当防衛か緊急避難で減刑を訴えるつもりだった。昭和25年に、寅子たちの恩師である穂高重親(小林薫)が違憲を主張したが、多数決で合憲と判断された尊属殺人の重罰規定に挑むため、最高裁まで行く覚悟を決めていたよねは「こんな理不尽が許されてたまるか」と闘志を燃やした。

そんななか、原爆裁判で国側の指定代理人を務めた反町忠雄(川島潤哉)が汐見を訪ねてきた。現在、政民党幹事長、寒河江弘幸の秘書として働いている反町は汐見に耳打ち。寒河江の地元の名士の息子が拘留されていて、同じ罪を犯した家裁に送致された未成年の多くが不処分になっていると教えた。名士は、たった1、2歳の差で処遇が異なることに納得がいかず、寒河江がその話を興味深く聞いていたのだという。汐見はすぐに長官室へ行き、桂場にそのことを伝えた。

「虎に翼」第118話あらすじ

久しぶりに星家を訪れた寅子の義理の息子、朋一(井上祐貴)は、最高裁が出したある判決に大きな不満を抱えていた。朋一は妹ののどか(尾碕真花)が恋人と結婚を約束していることを聞き出し、航一と寅子に打ち明ける。

昭和44年5月、安田講堂で逮捕された学生たちの刑事裁判が始まり、美位子の裁判も一審が行われる。

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