女優の奈緒が主演し、Kis-My-Ft2・玉森裕太と共演する連続ドラマ「あのクズを殴ってやりたいんだ」(TBS系)の第8話が26日、放送される。
結婚式当日に彼氏に逃げられてしまった主人公の佐藤ほこ美(奈緒)が人生どん底のタイミングで謎の金髪男、葛谷海里(玉森)と出会い、自分を変えるためにボクシングを始め、プロボクサーを目指す姿をオリジナル脚本で描くラブコメディー。
「あのクズを殴ってやりたいんだ」第7話振り返り(ネタバレ)
7年前のボクシングの試合で、対戦相手だった憧れの先輩が亡くなったことにショックを受けて「クズ」になった海里と、女遊びの激しい彼の「被害者」となり、海里を殴るためにボクシングを始めたほこ美。そんな2人はやがて互いを刺激し合い、理解を深めるうちにカップルになった。ボクシングの腕をあげたほこ美は、プロテストを受けることを決意。海里はスポーツカメラマン、朝倉修太郎(安井順平)の事務所で見かけたボクシングの写真に圧倒され、彼のもとで修業を始めた。
そんなある日、海里がボクシングをやっていたことを知った朝倉は、彼をボクシングの取材に帯同させた。海里はジムで昔のスパーリング仲間、井崎勇也(濵田崇裕)と再会。自分の写真が朝倉に認められず行き詰まっていた海里は、世界チャンピオンを目指して渡米するという井崎から現在の夢を聞かれたが、答えることができなかった。
そんななか、朝倉の事務所に、世界タイトルに挑戦する井崎陣営から米国での密着取材のオファーが届いた。朝倉は海里にやってみないかと打診。取材期間は最低でも半年だと聞いた海里は、井崎の言葉を思い出しながら「やらせてください」とお願いした。
海里が米国取材の話をほこ美に切り出せないなか、ほこ美の職場の先輩、大葉奏斗(小関裕太)は海里の背中を押したうえで、プロを目指して頑張るほこ美のために「せめて、プロテストの日だけは戻って来てよ」とお願いした。そして別れ際に海里を呼び止めた。
その後、海里はジムでほこ美のスパーリング相手を務めながら、米国に行くと告げた。ほこ美は、プロテストで忙しくて海里に構っている暇はないと強がったが、しだいに涙があふれてきた。そんな彼女を抱き寄せる海里。ほこ美は絶対にテストに合格すると宣言し、「私、待ってないですから。だから、これでさよならです」と別れを告げた。これに海里は「いままでありがとう」。ほこ美は「行ってらっしゃい」と返し、2人はグータッチをかわした。
それから半年後、ほこ美のプロテストに大葉が駆けつけたが、海里は姿を見せなかった。大葉はほこ美に「ずっと好きだった」と告白。実は大葉は海里が渡米する前、もしも海里がプロテストの日に戻らなければ、ほこ美に思いを伝えると宣言していた。
ちょうどその頃、海里と同居する相澤悟(倉悠貴)が、墓の前に立っていて…。
第8話あらすじ
大葉に告白されたほこ美は、市役所で孤立した自分を支えてくれている彼の存在を、改めて意識するようになる。そんななか、羽根木ボクシングジムの会長、羽根木成(渡部篤郎)と娘のゆい(岡崎紗絵)がほこ美のプロテスト合格発表を待っているところに海里が帰国。ゆいは間に合わなかった海里を責めるが、実は遅れたのには理由があった。
アメリカにいた半年間でほこ美に起こった出来事を聞いた海里は、ほこ美の幸せを考えたら自分は身を引いた方がいいのではと思い悩む。その矢先、ほこ美が大葉といるところへバッタリ出くわした海里は、ほこ美の楽しそうな表情を目の当たりにする。さらに、ほこ美を思う大葉から宣戦布告をされてしまう。
羽根木ジムで開催されたキッズボクシングイベントのカメラマンとして、参加していた海里はほこ美が不在と聞き、内心がっかりしていた。だが、このイベントがキッカケで海里は大葉と再び火花を散らすことになる。
■番組概要
[番組名]火曜ドラマ『あのクズを殴ってやりたいんだ』
[放送日時]毎週火曜よる10:00~10:57