テレビ朝日は22日、女性とのトラブルが報じられているタレント、中居正広(52)が司会を務めるニュース情報番組「中居正広の土曜日な会」(土曜午前11時30分)の放送を終了すると発表した。これにより中居が出演するレギュラー番組はすべて“消滅”することになった。
同局は公式サイトで「『中居正広の土曜日な会』は、視聴者の皆様からの様々なご意見、アドバタイザーの反応などを踏まえ、放送継続の環境になく打ち切ることを、編成幹部が中居さんに直接伝えご理解頂きました」などと報告。4月以降の同時間帯の番組については「現在検討中」とした。番組公式サイトや公式X(旧ツイッター)もこの日15時までに削除された。
中居のトラブル発覚後、各局がレギュラー番組の放送を見合わせる事態となり、15日に日本テレビが「ザ!世界仰天ニュース」の降板を発表。20日にはTBSが長寿番組「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」の打ち切りと、「THE MC3」の降板を決めた。21日にはニッポン放送が「中居正広 ON&ON AIR」の終了を発表。フジテレビ系「だれかtoなかい」も3月末での終了がサンケイスポーツなどで報じられており、中居がレギュラーを務める全6番組が地上波とラジオから消えることになる。
テレビ朝日の発表を受け、SNSには「当然そうなりますよね」「逆に続ける番組あるん?」「中居くんの事はもう見れなくなるのかな」「残念だけど、致し方ないですね」などとさまざまな感想が集まっている。